研究領域「高度メディア社会の生活情報技術」
事後評価(課題評価)結果

1.研究領域の概要
 日常生活に深く関連する様々な情報技術を、「あらゆる人々が自由に使いこなせる」という観点からとらえて研究するとともに、社会科学的な側面からの研究についても対象とし、質が高く安心できる暮らし、活力ある社会の構築を目指す。
 具体的には、バリアフリー情報システム技術、人間重視ヒューマンインタフェース技術、調和のとれた社会の構築のための情報システム技術などの研究を行う。また、これらを支えるソフトウェアの開発研究、情報コンテンツ構築とその構築技術の研究、教育情報コンテンツ構築とその活用システムの研究、煩雑化する情報社会の有るべき姿の多角的な探索および次世代情報社会へ向けた基盤技術などの研究を行う。
2.事後評価の概要

2−1.評価対象研究代表者及び研究課題
(1)木戸出 正繼(奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科 教授)
 「日常生活を拡張する着用指向情報パートナーの開発」
(2)舘 ワ(東京大学大学院情報理工学系研究科 教授)
 「テレイグジスタンスを用いる相互コミュニケーションシステム」
(3)辻井 潤一(東京大学大学院情報学環 教授)
 「情報のモビリティを高めるための基盤技術」
(4)橋田 浩一(産業技術総合研究所情報技術研究部門 副研究部門長)
 「人間中心の知的情報アクセス技術」
2−2.実施時期
平成17年12月1日
2−3.評価者
研究総括
長尾 真(独立行政法人情報通信機構 理事長)
領域アドバイザー
植村 俊亮(奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科 教授)
牛島 和夫(九州産業大学情報科学部 学部長)
後藤 敏(早稲田大学大学院情報生産システム研究科 教授)
諏訪 基(国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所 所長)
所 眞理雄(ソニー株式会社 特別理事)
松田 晃一(NTTアドバンステクノロジ株式会社 代表取締役常務)