研究領域「ゲノムの構造と機能」事後評価(課題評価)結果

1.研究領域の概要
 この研究領域は、現在急速に発展しつつある各種生物のゲノムの構造とその機能に関する 研究を対象とするものである。
 具体的には、種々のゲノムの構造解析、ゲノム解析技術、ゲノム機能の分子生物学的研究、ゲノム研究に関連した遺伝子やタンパク質の研究、それらの研究成果の基づく細胞の機能発現に関する研究等が含まれる。
2.事後評価の概要

2−1.評価対象研究代表者及び研究課題
(1)田矢 洋一(国立がんセンター研究所放射線研究部 部長)
 「p53によるゲノム防御機構」
(2)花岡 文雄(理化学研究所 主任研究員)
 「ゲノム情報維持の分子メカニズム」
(3)馬場 嘉信(名古屋大学大学院工学研究科 教授)
 「ナノチップテクノロジーの創製とゲノム解析への応用」
(4)平岡  泰(情報通信研究機構 グループリーダー)
 「ゲノムの安定保持を保証する細胞核構造の解明」
(5)吉田  稔(理化学研究所 主任研究員)
 「核内因子の局在と修飾に関する化学遺伝学的研究」
2−2.実施時期
平成17年1月14日
2−3.評価者
研究総括
大石 道夫(財団法人かずさDNA研究所 所長)
領域アドバイザー
磯野 克己(独立行政法人製品評価技術基盤機構バイオテクノロジー本部 バイオテクノロジーセンター長)
岩渕 雅樹(独立行政法人農業生物資源研究所 理事長)
大木  操(国立がんセンター研究所 ゲノムの構造・解析プロジェクトリーダー)
小原 雄治(国立遺伝学研究所 所長)
高浪  満(京都大学 名誉教授)
中村 祐輔(東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター センター長)
柳田 充弘(京都大学大学院生命科学研究科 教授)