研究領域「高度メディア社会の生活情報技術」事後評価(課題評価)結果

1.研究領域の概要
 日常生活に深く関連する様々な情報技術を、「あらゆる人々が自由に使いこなせる」という観点からとらえて研究するとともに、社会科学的な側面からの研究についても対象とし、質が高く安心できる暮らし、活力ある社会の構築を目指す。
 具体的には、バリアフリー情報システム技術、人間重視ヒューマンインターフェイス技術、調和のとれた社会の構築のための情報システム技術などの研究を行う。また、これらを支えるソフトウェアの開発研究、情報コンテンツ構築とその構築技術の研究、教育情報コンテンツ構築とその活用システムの研究、煩雑化する情報社会の有るべき姿の多角的な探索および次世代情報社会へ向けた基盤技術などの研究を行う。
2.事後評価の概要

2−1.評価対象研究代表者及び研究課題
(1)池内 克史(東京大学大学院情報学環 教授)
 「文化遺産の高度メディアコンテンツ化のための自動化手法」
(2)石田  亨(京都大学大学院情報学研究科 教授)
 「デジタルシティのユニバーサルデザイン」
(3)Nick Campbell((株)国際電気通信基礎技術研究所 主幹研究員)
 「表現豊かな発話音声のコンピュータ処理システム」
(4)三宅 なほみ(中京大学情報科学部 教授)
 「高度メディア社会のための協調的学習支援システム」
(5)渡辺 富夫(岡山県立大学情報工学部 教授)
 「心が通う身体的コミュニケーションシステム E-COSMIC」
2−2.実施時期
平成17年2月24日
2−3.評価者
研究総括
長尾  真((独)情報通信研究機構 理事長)
領域アドバイザー
植村 俊亮(奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科 教授)
牛島 和夫(九州産業大学 情報科学部長)
後藤  敏(早稲田大学大学院情報生産システム研究科 教授)
坂内 正夫(国立情報学研究所 副所長)
諏訪  基(国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所 福祉機器開発部長)
所  眞理雄(ソニー株式会社 特別理事)
松田 晃一(NTTアドバンステクノロジ株式会社 常務取締役)