−遺伝子レベルでの発症機構の解明を通じた免疫難病・感染症の新たな治療技術の創製を目指して− この研究領域は、再生医療や抗体工学等を含む先進医療のうち、免疫が関わる各種疾患(例えば免疫由来各種難病や各種感染症)に対する先進医療技術を中心とし、その他関連する先進医療技術も含め、次世代の医療技術の基礎と応用に関する研究を対象としている。 具体的には、免疫難病(自己免疫疾患やアレルギー等)の発症機構の遺伝子レベルでの解明とそれに基づいた新しい治療法、例えば抗体療法、遺伝子治療、DNAワクチン、幹細胞治療等の開発および結核、マラリア、エイズ等の細菌、原虫、ウイルス感染症に対する新しいワクチンや創薬の開発につながる基礎的研究等を進めている。 |
(1)河岡 義裕(東京大学医科学研究所 教授) |
インフルエンザウイルスの感染過程の解明とその応用 |
(2)瀬谷 司(北海道大学大学院 医学研究科 教授) |
自然免疫とヒト難治性免疫疾患 |
(3)高井 俊行(東北大学加齢医学研究所) |
IgL受容体の理解に基づく免疫難病の克服 |
(4)中西 憲司(兵庫医科大学 教授) |
IL-18を標的とした自然型アトピー症の治療戦略 |
(5)三宅 健介(東京大学医科学研究所 教授) |
病原体糖脂質認識シグナル伝達機構の解明 |
平成16年12月17−18日 |