研究領域「高度メディア社会の生活情報技術」中間評価(課題評価)結果

1.研究領域の概要
 日常生活に深く関連する様々な情報技術を、「あらゆる人々が自由に使いこなせる」という観点からとらえて研究するとともに、社会科学的な側面からの研究についても対象とし、質が高く安心できる暮らし、活力ある社会の構築を目指す。
 具体的には、バリアフリー情報システム技術、人間重視ヒューマンインターフェイス技術、調和のとれた社会の構築のための情報システム技術などの研究を行う。また、これらを支えるソフトウェアの開発研究、情報コンテンツ構築とその構築技術の研究、教育情報コンテンツ構築とその活用システムの研究、煩雑化する情報社会の有るべき姿の多角的な探索および次世代情報社会へ向けた基盤技術などの研究を行う。
2.中間評価の概要

2−1.評価対象研究代表者及び研究課題
(1)池原  悟(鳥取大学 工学部 教授)
 セマンティック・タイポロジーによる言語の等価変換と生成技術
(2)金出 武雄(産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター 研究センター長)
 デジタルヒューマン基盤技術
(3)高野 明彦(国立情報学研究所 ソフトウエア研究系 教授)
 連想に基づく情報空間との対話技術
2−2.中間評価会の実施時期
平成16年11月19日  
2−3.評価者
研究総括
長尾  真   独立行政法人情報通信研究機構 理事長

領域アドバイザー
植村 俊亮 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 教授
牛島 和夫 九州産業大学 情報科学部長
後藤  敏 早稲田大学大学院 情報生産システム研究科 教授
坂内 正夫 国立情報学研究所 副所長
諏訪  基 国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所 福祉機器開発部長
所  眞理雄 ソニー株式会社 特別理事
松田 晃一 NTTアドバンステクノロジ株式会社 常務取締役