電子や光子等の静的、動的特性を制御することで、新しい機能を発現しうる技術の可能性を探索する研究を対象としている。具体的には、信号の発生、増幅、処理、変換等の信号処理機能を発現させるための物理的、化学的メカニズムや、その実現に向けた技術的可能性の探索を行う研究等含まれている。特に、界面を含む物質内部、表面における電子や光子等に関する量子力学的現象の発見、解明、利用およびその具体化のための材料、構造作成技術の研究等が含まれている。 |
(1)鈴木 義茂(産業技術総合研究所エレクトロニクス研究部門主任研究員) |
固体中へのスピン注入による新機能創製 |
(2)中村 和夫(NEC基礎研究所、研究部長) |
量子暗号の実用化を可能にする光子状態制御技術 |
(3)野田 進(京都大学工学部教授) |
フォトニック結晶による究極の光制御と新機能デバイス |
(4)花村 榮一(千歳科学技術大学教授) |
強相関電子系ペロブスカイト遷移金属酸化物による光エレクトロニクス |
平成15年6月25日 | 中村研究チーム | |
平成15年7月1日 | 鈴木研究チーム | |
平成15年7月25日 | 野田研究チーム | |
平成15年8月26日 | 花村研究チーム |