電子や光子等の静的、動的特性を制御することで、新しい機能を発現しうる技術の可能性を探索する研究を対象としている。具体的には、信号の発生、増幅、処理、変換等の信号処理機能を発現させるための物理的、化学的メカニズムや、その実現に向けた技術的可能性の探索を行う研究等が含まれている。特に、界面を含む物質内部、表面における電子や光子等に関する量子力学的現象の発見、解明、利用およびその具体化のための材料、構造作成技術の研究等が含まれている。 |
研究課題毎に、研究の進捗状況や研究成果を把握し、これを基に研究計画の見直し、適切な予算配分を行ない、研究運営の改善および事業団の支援体制の改善に資すること。 |
(1)小田 俊理(東京工業大学 量子効果エレクトロニクス研究センター 教授) |
ネオシリコン創製に向けた構造制御と機能探索 |
(2)北川 勝浩(大阪大学大学院 基礎工学研究科 助教授) |
核スピンネットワーク量子コンピュータ |
(3)中野 義昭(東京大学 先端科学技術センター 教授) |
人工光物性に基づく新しい光子制御デバイス |
(4)中村 新男(名古屋大学大学院 工学研究科応用物理学専攻 教授) |
ナノサイズ構造制御金属・半金属材料の超高速光機能 |
(5)覧具 博義(東京農工大学 工学部物理システム工学科 教授) |
光・電子波束制御エンジニアリング |
平成14年7月4日 | 中村研究チーム | |
平成14年7月5日 | 北川研究チーム | |
平成14年7月17日 | 小田研究チーム | |
平成14年8月5日 | 覧具研究チーム | |
平成14年8月6日 | 中野研究チーム |
研究総括、研究アドバイザーが評価者を務め、予め研究チーム作成の報告資料に目を通し、研究課題ごとに評価者が研究代表者、主たる共同研究者にヒアリングを行ない、その後評価者が各自独自に中間評価票を作成し、研究総括がそれらをまとめ、被評価者の意見を聞いた後、全評価者の合意を得て作成した。 |
(イ) | 研究の進捗状況と今後の見込み | |
・ | 当初の研究計画から見た進捗状況や達成度等はどうか | |
・ | 研究体制・遂行は適当か | |
・ | 研究の今後の進め方はどうか | |
・ | その他 | |
(ロ) | 研究成果の現状と今後の見込み | |
・ | 現状で成果が出ているかどうか | |
・ | 今後見込まれる成果はあるかどうか | |
・ | その他 |
青野 正和 | 大阪大学 大学院工学研究科精密科学専攻 教授 |
池上 徹彦 | 会津大学 学長 |
伊藤 良一 | 明治大学 理工学部 物理学科 教授 |
川辺 光央 | 物質・材料研究機構 ナノマテリアル研究所 特別研究員 |
後藤 俊夫 | 名古屋大学 大学院工学研究科 研究科長 |
坂本 統徳 | 産業技術総合研究所 国際部門 次長 |
堀越 佳冶 | 早稲田大学理工学部 電機電子情報工学科 教授 |