講演者

CREST「ビッグデータ応用」研究総括

田中 譲

  • 田中 譲
  • CREST「科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化」研究領域 研究総括、北海道大学 名誉教授、物質・材料研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門 MIリサーチアドバイザー
  • 1974年 京都大学 大学院工学研究科 電子工学専攻 修士課程修了。工学博士(東京大学)。1990年より北海道大学 大学院工学研究科 教授、2004年 北海道大学 大学院情報科学研究科 教授(知識メディア)
  • 2002年~2007年 21世紀COEリーダ「知識メディアを基盤とした次世代ITの研究」
  • 2006年から2011年までEU(欧州連合)の推進するFP6におけるガンの臨床治験の革新基盤となるIT基盤の研究開発プロジェクトACGT (Advancing Clinico-Genomic Trials on Cancer) に正規メンバーとして参画。2011年より2016年までEUの推進するFP7におけるガンの個人化医療の革新基盤となるIT基盤の研究開発プロジェクトp-medicineに正規メンバーとして参画。

キーノート講演者

Christos H. Papadimitriou

  • Christos H. Papadimitriou is the Donovan Family Professor of Computer Science at Columbia. He did his undergraduate studies in Greece, and has a PhD from Princeton. Before joining Columbia in 2017 he taught at Harvard, MIT, Stanford, the Technical University of Athens, and since 1996 at UC Berkeley. In his research he uses mathematics to explore two fundamental questions in Computer Science: How quickly can computers solve problems? And what obstacles – what manifestations of inherent complexity – come in the way? Over the past four decades, he has pursued these questions in several domains such as optimization and control theory, robotics and artificial intelligence, databases, networks, and the Internet. He has also engaged from this perspective some fundamental questions arising in the sciences. In social sciences, he established that the key concept of the Nash equilibrium is plagued by serious complexity impediments, while in the life sciences he is studying from the computational point of view evolution and the brain. He is a member of the National Academy of Sciences, the American Academy of Arts and Sciences, and the National Academy of Engineering, and has been awarded the von Neumann medal, the Gödel prize, the Knuth prize, and eight honorary doctorates. In 2013, the president of Greece named him commander of the Order of the Phoenix. He has written, in addition to many research papers and some of the standard textbooks in computer science, three novels: Turing, the New York Times bestseller Logicomix, and his latest Independence.
  • Speaker’s URL
    https://www.cs.columbia.edu/2017/christos-papadimitriou-four-decades-of-exploring-the-boundaries-of-computation/
  • Abstract of the Key Note Speech “A Computer Scientist Thinks about the Brain”
    When key problems in science are revisited from the computational viewpoint, occasionally unexpected progress results. This unexpected power of computational ideas, sometimes called "the algorithmic lens", has manifested itself in these past few decades in virtually all sciences: natural, life, or social: in statistical physics through the study of phase transitions in terms of the convergence of Markov chain-Monte Carlo algorithms, and in quantum mechanics through quantum computing. In this talk I will discuss three other instances. Almost a decade ago, ideas and methodologies from computational complexity revealed a subtle conceptual flaw in the solution concept of Nash equilibrium, which lies at the foundations of modern economic thought. In the study of evolution, a new understanding of century-old questions has been achieved through surprisingly algorithmic ideas. Finally, understanding the ways in which the Brain gives rise to the Mind (memory, behavior, cognition, intelligence, language) is arguably the most challenging problem facing science today. As the answer seems likely to be at least partly computational, computer scientists should work on this problem --- except there is no obvious place to start. In this talk I shall recount one possible starting point, the way in which assemblies of neurons (sparse representations of elementary entities such as words, memories, and concepts) can be the basis of a surprisingly comprehensive computational model and programming system. I will also reflect on why assemblies and their operations may provide clues about the way we make language.

CREST「ビッグデータ応用」研究課題講演者

船津 公人

  • 船津 公人
  • 東京大学大学院 工学系研究科 教授
  • CREST「科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化」研究領域の研究課題「医薬品創薬から製造までのビッグデータからの知識創出基盤の確立」研究代表者
  • 九州大学 大学院理学研究科 化学専攻 博士課程修了後、豊橋技術科学大学 助手、助教授を経て現職。ストラスブール大学 招聘教授。分子設計、材料設計、合成設計を対象とした化学情報学の研究を経て、現在、ケモインフォマティックスおよびプロセスシステム工学について研究を行っている。

三好 建正

  • 三好 建正
  • 国立研究開発法人 理化学研究所 計算科学研究センター チームリーダー
  • CREST「科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化」研究領域の研究課題「「ビッグデータ同化」の技術革新の創出によるゲリラ豪雨予測の実証」研究代表者
  • 京都大学 理学部 卒業後、気象庁入庁、人事院行政官長期在外研究員としてメリーランド大学に留学し博士号を取得。気象庁予報部数値予報課 技術専門官を経てメリーランド大学 大気海洋科学部 助教授となり、アンサンブルデータ同化の研究開発。現在、理化学研究所 チームリーダーとして研究室を主宰し、大規模シミュレーションのためのデータ同化の研究開発を行っている。

越村 俊一

  • 関本 義秀
  • 東北大学 災害科学国際研究所 教授
  • CREST「科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化」研究領域の研究課題「大規模・高分解能数値シミュレーションの連携とデータ同化による革新的地震・津波減災ビッグデータ解析基盤の創出」研究代表者
  • 東北大学 大学院工学研究科にて博士号を取得。2007年4月に東北大学 大学院工学研究科 准教授を経て現職。次世代津波数値解析モデルの開発、リアルタイム観測情報を利用した高度津波情報システムに関する研究、津波被害予測式(津波被害関数)の構築、数値解析とリモートセンシング技術を融合した津波被災地の探索・被害把握手法についての研究に従事している。

角田 達彦

  • 角田 達彦
  • 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 教授/国立研究開発法人 理化学研究所 生命医科学研究センター チームリーダー
  • CREST「科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化」研究領域の研究課題「医学・医療における臨床・全ゲノム・オミックスのビッグデータの解析に基づく疾患の原因探索・亜病態分類とリスク予測」研究代表者
  • 東京大学 大学院工学系研究科 博士課程修了後,京都大学 大学院工学研究科 助手、東京大学 医科学研究所 助手、2000年より理化学研究所 遺伝子多型研究センター(ゲノム医科学研究センター)チームリーダー、グループディレクターを経て、現職。医学博士・工学博士。研究テーマはゲノム医科学、遺伝統計学など。全ゲノムの配列の多様性や遺伝子発現の個人差と疾患との関係を解明しプレシジョン医療を推進することに取り組んでいる。

西浦 博

  • 西浦 博
  • 北海道大学 大学院医学研究院 教授
  • CREST「科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化」研究領域の研究課題「大規模生物情報を活用したパンデミックの予兆、予測と流行対策策定」研究代表者
  • 宮崎医科大学 医学部 医学科 卒業後、広島大学 大学院保健学研究科にて保健学博士取得。チュービンゲン大学 医系計量生物学研究所 研究員、長崎大学 熱帯医学研究所 特任准教授、ユトレヒト大学 理論疫学 博士研究員、さきがけ主任研究者、香港大学 公衆衛生大学院 助理教授、東京大学 大学院医学系研究科 准教授を経て現職。感染症数理モデルを利用した流行データの分析を専門に研究している。

吉田 直紀

  • 吉田 直紀
  • 東京大学 大学院理学系研究科/カブリ数物連携宇宙研究機構 教授
  • CREST「科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化」研究領域の研究課題「広域撮像探査観測のビッグデータ分析による統計計算宇宙物理学」研究代表者
  • 東京大学 工学部 航空宇宙工学科 卒業後、スウェーデン王立工科大学 大学院終了 Teknologie Licentiat(応用数学)、ドイツマックスプランク宇宙物理学研究所 博士課程修了PhD (天文学)、米国ハーバード大学 天文学科、国立天文台、名古屋大学、東京大学 大学院理学系研究科 教授を経て現職。宇宙物理学、観測的宇宙論 大規模数値シミュレーションを用いた宇宙の構造形成の理論的研究を行っている。また多波長観測や宇宙論サーベイのデータと組み合わせた観測的宇宙論も行っている。

大浪 修一

  • 大浪 修一
  • 国立研究開発法人 理化学研究所 生命機能科学研究センター チームリーダー
  • CREST「科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化」研究領域の研究課題「データ駆動型解析による多細胞生物の発生メカニズムの解明」研究代表者
  • 東京大学 農学部 獣医学科 卒業後、総合研究大学院大学にて博士(理学)取得。慶應義塾大学 大学院理工学研究科 助教授、理化学研究所 生命システム研究センター チームリーダー等を経て2018年より現職。分子細胞生物学、生物物理学、ゲノム科学、計算科学、数理科学等の研究手法を統合的に用い、多細胞システム形成の数理モデルの構築と多細胞生物の発生のメカニズムの解明を目指している。

平藤 雅之

  • 平藤 雅之
  • 東京大学 大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構 国際フィールドフェノミクス研究拠点 特任教授
  • CREST「科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化」研究領域の研究課題「フィールドセンシング時系列データを主体とした農業ビッグデータの構築と新知見の発見」研究代表者
  • 1983年 東京大学 大学院農学系研究科(現在、大学院農学生命科学研究科)・修士課程修了。1995年 農学博士(東京大学)。農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター フィールドモニタリング研究チーム チーム長を経て現職。生物複雑系のモデリング及び解析手法の開発、生物モデル構築のための情報モニタリング手法の開発などを行っている。

松本 裕治

  • 松本 裕治
  • 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 教授
  • CREST「科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化」研究領域の研究課題「構造理解に基づく大規模文献情報からの知識発見」研究代表者
  • 1979年 京都大学 大学院工学研究科 情報工学専攻 修士課程修了後、通商産業省 工業技術院電子技術総合研究所 入所。英国インペリアルカレッジ 客員研究員、新世代コンピュータ技術開発機構研究所、京都大学 助教授を経て、1993年より現職。人間の知能の本質である言語の計算機による解析と理解を中心的なテーマとし、言語解析の基礎研究およびその応用研究を行っている。

さきがけネットワーク「情報科学」研究課題講演者

水野 貴之

  • 水野 貴之
  • 情報・システム研究機構 国立情報学研究所  准教授
  • さきがけネットワーク「情報科学」研究領域の研究課題「人流ビッグデータによる地球規模の課題解決のための情報学と社会科学の融合基盤構築」研究代表者
  • 中央大学 大学院理工学研究科 物理学専攻 博士後期課程修了後、一橋大学 経済研究所 講師、筑波大学 大学院システム情報工学研究科 准教授を経て現職。経済現象のダイナミクスをビッグデータと統計物理学的手法を用いて解明する経済物理学の研究を経て、現在は、経済学や政治学を含む社会科学一般へのデータサイエンスの応用について研究を行っている。