研究提案者は、研究倫理教育に関するプログラムを修了していることが応募要件となります。修了していることが確認できない場合は、応募要件不備とみなしますのでご注意ください。
CRESTの場合、主たる共同研究者については、申請時の受講・修了は必須とはしません。

受講手続き

研究倫理教育に関するプログラムの受講と修了済み申告の手続きは以下の(1)~(2)のいずれかにより行ってください。e-Radでの入力方法は募集要項「第10章 府省共通研究開発管理システム(e-Rad)による応募方法について」をご参照ください。

(1) 所属機関におけるプログラムを修了している場合

所属機関で実施しているeラーニングや研修会などの各種研究倫理教育に関するプログラムを申請時点で修了している場合は、e-Radの応募情報入力画面で、修了済と申告してください。

(2) 所属機関におけるプログラムを修了していない場合
(所属機関においてプログラムが実施されていない場合を含む)

a. 過去にJSTの事業等においてeAPRIN(旧CITI)を修了している場合

JSTの事業等において、eAPRIN(旧CITI)を申請時点で修了している場合は、e-Radの応募情報入力画面で、修了済と申告してください。

b. 上記a.以外の場合

所属機関において研究倫理教育に関するプログラムが実施されていないなど、所属機関で研究倫理教育に関するプログラムを受講することが困難な場合は、JSTを通じてeAPRIN(旧CITI)ダイジェスト版(英語版を含む)を受講することができます。下記URLより速やかに受講・修了ください。受講にかかる所要時間はおおむね1~2時間程度で、費用負担は必要ありません。
受講URL:https://edu2.aprin.or.jp/ard/

研究倫理教育に関するプログラムの受講と修了申告フローチャート

※JSPSの研究倫理eラーニングコースを含む。

研究倫理教育に関するプログラムの内容についての相談窓口

国立研究開発法人科学技術振興機構 法務・コンプライアンス部研究公正課
E-mail: rcr-kousyu [at] jst.go.jp
※スパムメール対策をしています。送信の際は[at]を@に換えてください。

よくあるご質問

所属機関において実施している研究倫理教育に関するプログラムはどのような内容でなければいけませんか。
研究倫理教育に関するプログラムは、各研究機関の責任において実施されるものであり、JSTは教材の内容を指定いたしませんが、各研究機関において下記と同等と判断する研究倫理教育プログラム・研修(研究機関が同等と判断する場合は、JSTが提供する映像教材「倫理の空白」も認められる)であれば構いません。
 ・一般財団法人公正研究推進協会が提供する「eAPRIN」
 ・日本学術振興会が提供する「eL CoRE」
 ・日本学術振興会「科学の健全な発展のために―誠実な科学者の心得―」
 ・日本医療研究開発機構「事例から学ぶ公正な研究活動―気づき、学びのためのケースブック―」
 ・日本医療研究開発機構「研究公正におけるヒヤリ・ハット集」
なお、所属機関において研究倫理教育に関するプログラムが実施されていないなど、所属機関で研究倫理教育に関するプログラムを受講することが困難な場合には、JSTを通じてeAPRIN(一般財団法人公正研究推進協会(APRIN)が運営するe-learning 教材)を受講することが可能です。次年度においても同様に対応しますので、採択の場合は、原則として全ての研究参加者(CREST主たる共同研究者を含む)にJSTが指定する上記の研究倫理教育プログラム又は教材の履修を求めます (ただし、所属機関やJSTの事業等において、既にJSTが指定する上記研究倫理教育プログラムまたは教材を履修している場合を除きます)。

(参考)2015年4月以降に適用される「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(平成26年8月26日 文部科学大臣決定)では、研究機関においては「研究倫理教育責任者」の設置などにより体制整備を図り、機関として教育を実施することが求められ、また、配分機関には、研究倫理教育の受講を確認することとが求められています。
なお、上記ガイドラインで求められる内容は、いわゆる論文不正に関するものであり、たとえば、生命倫理や利益相反等に関するものとは別の内容となります。
ご不明な点がありましたら、JST研究公正課に問い合わせてください。

国立研究開発法人科学技術振興機構 法務・コンプライアンス部研究公正課
E-mail: rcr-kousyu[at]jst.go.jp

研究倫理教育に関するプログラムの修了を証明する書類を提出する必要はありますか。
提出の必要はありません。
所属機関で研究倫理教育に関するプログラムを受講することが困難な場合に、JSTを通じてeAPRIN(旧CITI)ダイジェスト版を受講した際、受講確認書番号を申告する必要はありますか。
CREST、さきがけ、ACT-Xへの応募においては、受講確認書番号を申告する必要はありません。e-Rad個別項目における受講状況の入力欄で「eAPRIN(旧CITI)ダイジェスト版を履修済」を選択ください。
機関の教育プログラムを履修していないため、eAPRIN(旧CITI) e-ラーニングプログラムダイジェスト版を受講する予定ですが、母国語が日本語でない場合など、日本語の内容による受講が困難な場合はどのようにしたらよいでしょうか。
eAPRIN(旧CITI) e-ラーニングプログラムダイジェスト版を英語に翻訳したものが用意されていますので、研究提案募集ウェブサイトから受講をお願いします。
応募締切までに研究倫理教育に関するプログラムの受講が完了しません。応募締切後に受講を完了してもよいでしょうか。
研究倫理プログラムの受講完了が応募の必須条件となります。応募締切後の受講は認めませんのでご注意ください。