革新的先端研究開発支援事業

事業概要

趣旨

本事業は、健康・医療戦略推進本部の総合的な予算配分調整の下で取りまとめられた各省連携プロジェクトのひとつとして位置づけられている「オールジャパンでの医薬品創出」を目的とする事業です。「医療分野研究開発推進計画(2014年7月22日健康・医療戦略推進本部決定)」における「基礎研究から医薬品としての実用化につなげるまでの切れ目のない支援を推進する」ことの一環として、画期的な医薬品等を切れ目なく創出することを目的に、戦略的創造研究推進事業(新技術シーズ創出)で実施した基礎研究の成果のうち、特に医療応用に向けた特筆すべき進展があったもの2課題について支援を開始しましたが、2015年4月1日をもって国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)へ移管されました。

事業実施期間

2014年度/平成26年度

沿革

2014年7月 事業開始、2課題の研究開発推進を決定
2015年4月 事業を日本医療研究開発機構(AMED)へ移管

支援課題

2014年度採択

がん治療標的探索プロジェクト

研究代表者 間野 博行(東京大学 大学院医学系研究科 教授)

研究期間 (年度) 2014

研究開発概要

間野教授は戦略的創造研究推進事業(新技術シーズ創出)における研究成果の一つとして、少量の検体であっても、確実かつ効率的に発がんに本質的な役割を担う強力ながん遺伝子を特定する『独自技術』を構築し、これまでも同技術を用いて、EML4-ALKなどの画期的な医薬品の対象となるがん遺伝子を同定してきました。

本課題では、この技術を活用し、医療応用につなげることを目的に研究を推進することで、強力ながん遺伝子を多数同定して革新的な抗がん剤の開発を目指します。

インフルエンザ制圧を目指した革新的治療・予防法の研究・開発

研究代表者 河岡 義裕(東京大学 医科学研究所 教授)

研究期間 (年度) 2014

研究開発概要

河岡教授は戦略的創造研究推進事業(新技術シーズ創出)における研究成果の一つとして、ウイルスの増殖に関与する宿主側(感染細胞側)の遺伝子産物(宿主因子)を独自技術により多数同定しました。

本課題では、この研究成果を活用し、医療応用につなげることを目的に研究を推進することで、有効なワクチンの高効率製造手法の確立及び全く新しい概念の画期的な抗ウイルス薬の開発を目指します。

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