計算科学技術活用型特定研究開発推進事業
平成10年度 選考された研究開発課題要旨

 


 

物質・材料分野

生命・生体分野

環境・安全分野

地球・宇宙観測分野

 


 

物質・材料分野

課題名セラミックス構造物設計のための超大規模確率計算
代表者 秋葉 博 (株式会社アライドエンジニアリング 社長)
課題の要旨 高温構造物にセラミックスが従来の金属材料に代って用いられるようになれば、熱効率の向上などを通じて地球環境負荷の軽減への寄与は大きい。本研究開発では、超高温などをも想定したセラミックス構造物の大規模な確率論的設計・健全性評価手法・ソフトウェアを開発し、高温ガス炉の健全性評価に適用する。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名総合的な材料プロセス解析システムの開発と半導体製造への適用
代表者 小林 金也 (株式会社日立製作所 主任研究員)
課題の要旨 材料プロセスの開発支援を目的とした総合的な解析システムを開発し、これを半導体製造へ適用する。本システムは(1)素過程解析技術(バンド・分子軌道・分子動力学法)(2)気相特性解析技術(プラズマ・ラジカル解析手法)(3)膜形状解析技術(エツチング、CVD、はんだ形状解析手法)で構成される。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名グローバルコンピューティング環境による汎用MCSCFソルバーの開発
代表者 高田 俊和 (日本電気株式会社 主席研究員)
課題の要旨 生体分子など大型分子のMCSCF計算とグラフィックス表示用データ生成を高速ネットワークで接続されたヘテロジニアスな高性能計算環境で分散処理する新しいステァリングシステムの開発を行う。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名高分子会合(秩序)・解離(無秩序)の分子論的研究
代表者 樋渡 保秋 (金沢大学 教授)
課題の要旨 医薬分子と標的分子の会合・解離やタンパク質分子間の会合(複合化)・解離、機能材料分子の会合(秩序形成)と解離(無秩序化)について分子シミュレーションを用いて分子論的に考察する。このための専用コンピュータシステムの開発も合わせて行う。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名凝集反応系の非平衡非定常ダイナミクスの研究
代表者 長岡 正隆 (名古屋大学 助教授)
課題の要旨 量子化学や分子動力学法などの計算科学的手法や負荷分散技術を基礎に、非線形性、非平衡性、非定常性を加味した疑集系化学反応の新しい標準理論を確立する。さらに環境問題などに現れる現実系で実践的応用をする。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

Back to Top


 

生命・生体分野

課題名生物の最適形状・最適行動
代表者 河内 啓二 (東京大学 教授)
課題の要旨 自然淘汰の歴史を通じて獲得された生物の形状や行動を、最適に定めている指標を数値計算により見つけ出し、設計者のひらめきや試行錯誤によって行われてきた設計法に指針を与えようというものです。この成果は生物学や動物行動学の基礎研究にも貢献します。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名蛋白質の立体構造データベースの構築と利用システムの開発
代表者 楠木 正巳 (大阪大学 助教授)
課題の要旨 プロテインデータバンクは生体高分子の原子座標のデータベースであり、データ数が近年急増している。我々はデータベースの構築に国際協力し、また、データベースを利用した自動結晶解析システムの開発を目指している。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名E-CELL:ゲノム情報に基づく細胞の再構築
代表者 冨田 勝 (慶応義塾大学 教授)
課題の要旨 代謝経路、遺伝子発現、シグナル伝達、膜輸送など細胞の様々なプロセスを統合的にシミュレーションするための汎用ソフトウェアE-CELLを開発し、ゲノム情報に基づいて細胞全体又は一部を再構築することを目的とする。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名3D-1D法を用いた全遺伝子産物同定システムの研究開発
代表者 西川 建 (国立遺伝学研究所 教授)
課題の要旨 様々な生物種の全ゲノム配列が次々と決定されるようになり、ゲノム情報の解読、特に遺伝子産物としてのタンパク質の同定(構造/機能の推定)が緊急の課題となっている。本研究ではタンパク質立体構造予測で開発された3D-1D法を中心として強力なゲノム情報解析システムを構築し、インターネット上での実用化を図る。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

Back to Top


 

環境・安全分野

課題名大気環境分子の分光・化学反応データ計算システム
代表者 岩田 末廣 (岡崎国立共同研究機構 教授)
課題の要旨 対流圏と成層圏の化学素過程をになう分子の分光学的諸量と化学反応過程に関連する諸量を量子化学の手法によって計算するシステムを構築し、かつ重要な系をターゲットに選択して、研究期間中に実験グループや大気シュミレーション研究者に計算結果を提供する。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名東アジア域の地域気象と物質輸送モデリングの総合化
代表者 鵜野 伊津志 (九州大学 教授)
課題の要旨 地域気候・気象モデルによる東アジア域の気候・気象変動解析と対流圏物質輸送モデリングを高速ネットワークを用いて複数の機関が密接にデータ交換しつつ同時に進め、その結果をもとに東アジア域の「化学天気図」の作成・3次元可視化を行い、大気環境の質を中心とした変動を予測する。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名アジア地域防災情報ネットワーク・システムの開発研究
代表者 小川 雄二郎 (財団法人都市防災研究所 センター長)
課題の要旨 アジア地域の災害の低減を目的として、アジア地域防災情報ネットワーク・システムの研究開発を行う。システムは災害情報データベース、防災地理情報システム、災害分析・防災性評価システムのサブシステムから構成される。ネットワークはインターネット、IMnet、SINET等で構成される。サブシステムにおいては、このネットワークシステム構築のためのクリアすべき課題の開発研究が実施される。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名リモートセンシングとシミュレーションの複合利用による重油回収支援システムの構築とその運用に関する研究
代表者 後藤 真太郎 (立正大学 助教授)
課題の要旨 リモートセンシングの時間分解能を補完すべく、リモートセンシングデータを漂流シミュレーションの入力条件にし、連続的な重油の漂流状況を把握できるシステムの開発及び回収支援作業における運用に関して検討する。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

Back to Top


 

地球・宇宙観測分野

課題名国立天文台電波天文データ公開利用システムの開発
代表者 大石 雅寿 (国立天文台 助教授)
課題の要旨 国立天文台で共同利用されている電波望遠鏡の観測データの二次利用を可能とし、かつ、将来の光赤外望遠鏡のデータも包含可能なデータ公開システムを開発し、また、天文学的成果の社会への還元を目指す。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名ネットワークによる地球環境衛星データベースの構築と高度利用に関する総合的研究
代表者 高木 幹雄 (東京理科大学 教授)
課題の要旨 NOAA、GMSデータで活発に活動を行っている5機関を高速ネットワークで結び、AVHRR、VISSRのデータベースを構築し、陸域、海域、大気域の科学的なデータセットを作成する。高速大量データ処理を行い、植生指標、海面温度、雲分布等を作成し、アジア域の陸域、大気・海洋の長期変動研究を行う。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名宇宙科学データ解析研究のためのバーチャル・センターの構築
代表者 長瀬 文昭 (文部科学省宇宙科学研究所 教授)
課題の要旨 宇宙科学研究所の衛星プロジェクトで取得された科学衛星データを広く全国、さらに世界中の研究者に公開するために、そのデータベース構築、解析ソフト開発を関係大学、研究機関の協力を得て進めるためのネットワークを介した研究組織・連合体を構築することを本研究課題の目標とする。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

課題名リアルタイム地球観測衛星データ高速通信・高速演算配信によるアジア太平洋防災ネットワークの開発
代表者 沢田 治雄 (農林水産省 森林総合研究所 研究チーム長)
課題の要旨 火災、台風 、集中豪雨等災害事象データをアジア太平洋各国に自動高速配信を行うため、APANの高速回線を利用して地球観測衛星データ(DMSP-OLS、TRMM等)を日本の高速演算サーバでリアルタイムアーカイブを行い、高速演算処理後の災害プロダクツをAPANノードからエンドユーザに自動配信を行うネットワーク・アプリケーション技術の開発を行う。
資料終了報告会予稿集(PDF)

 

Back to Top


計算科学 Homeに戻る
JSTホームJST Homeに戻る