自己組織化技術に立脚した革新的分子構造解析

研究開発課題の概要

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パンフレットPDF
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研究紹介動画
(約1分30秒)

研究代表者

藤田先生

藤田 誠

(東京大学 大学院工学系研究科 教授)

1982年 千葉大学大学院工学研究科修士課程修了
1982年 相模中央化学研究所 研究員
1987年 東京工業大学 工学博士
1988年 千葉大学 助手
1991年 千葉大学 講師
1994年 千葉大学 助教授
1996年 岡崎国立共同研究機構 分子科学研究所 助教授
1999年 名古屋大学大学院工学研究科 教授
2002年 東京大学大学院工学系研究科 教授

研究室ホームページ http://fujitalab.t.u-tokyo.ac.jp/
          http://fujitalab.t.u-tokyo.ac.jp/accel/

プログラムマネージャー

江崎敦雄

江崎 敦雄

(科学技術振興機構 ACCELプログラムマネージャー)

1978年 東京都立大学工学部工業化学科 卒業
1980年 東京都立大学大学院工学研究科 修士課程修了
1980年 小西六写真工業株式会社(現コニカミノルタ株式会社)入社
1999年 コニカ株式会社IJT事業推進センター事業企画課長
2008年 コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社システム技術研究所長
2012年 コニカミノルタアドバンストレイアー株式会社OLED事業推進センター長
2015年 コニカミノルタ株式会社開発統括本部技術戦略部 アドバイザー
2016年 ACCELプログラムマネージャー

研究開発期間

2014年4月~2019年3月

研究開発概要

藤田教授は、金属イオンと有機分子からなる金属錯体の自己組織化注1)を研究してきました。

CRESTでは、金属錯体の自己組織化によって大きさや内部環境を制御したナノサイズ空間を含む構造体を作り出し、この構造体内に有機化合物を規則的に配列させることに成功しました。さらに、この三次元構造体が格子状に並ぶ粒(結晶スポンジ)に微量の有機化合物を含む溶液を吸収させると、格子状空間に有機化合物が1分子ずつ規則正しく配列するため、有機化合物を単結晶にせずにX線構造解析が可能となることを示しました。

ACCELでは、この革新的な「結晶スポンジ」を使ったX線構造解析法(以下、「結晶スポンジ法」という)を実用的な分析手法へと発展させるための研究開発を行います。

具体的に以下の研究開発を推進します。

1)結晶スポンジ法の実用化

世の中のニーズに応え、ターゲット分子に特化した分析技術

一般向けの汎用分析技術

「結晶スポンジ法」に最適化した分析システムの実現

2)自己組織化技術のたんぱく質分子の構造解析への展開

以上を推進することで、「結晶スポンジ法」による有機化合物の新しい分析法が食品や化学工業品製造、最先端の医薬品製造などにおいて画期的な分析技術として発展し貢献することを目指します。

注1)金属錯体の自己組織化

金属イオンの周りに有機分子やイオンなどが水素結合や配位結合することで作られる分子の総称で、発光したり触媒として使えるなどの特性を示すものがある。四面体や八面体など対称性の高いものが多く、これらの比較的小さな分子が自然に集まって規則性のある構造を作り出すことを自己組織化と呼ぶ。

目指すビジョンの図

<目指すビジョンの図> 

プログラム

Program
  • CREST
  • さきがけ
  • ACT-I
  • ERATO
  • ACT-C
  • ACCEL
  • ALCA
  • RISTEX
終了したプログラム
  • パンフレット
  • 契約関連資料
  • 研究成果
  • オープンサイエンス方針
  • ご意見・ご要望