公募情報(審査結果)
(別添2)「X線自由電子レーザー利用推進研究課題」採択課題
採択 番号 |
課題名 | ||||
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代表機関名 | 参画機関 | 研究 代表者名 | |||
概要 | |||||
1 | フェムト秒時間分解顕微鏡の構築とMEM電子分布解析の高度化 | ||||
国立大学法人 筑波大学 |
理化学研究所、高輝度光科学研究センター | 守友浩 | |||
試料をフェムト秒単位で監視する分光学的手法による顕微鏡を作成し、Spring-8のビームラインで性能確認を行う。これを用いて光誘起現象の探索を行う。 | |||||
2 | 時間分解X線回折によるガス吸着ダイナミクスの解明 | ||||
国立大学法人 京都大学 |
岡山大学、大阪府立大学、島根大学、理化学研究所、広島大学 | 北川進 | |||
多孔性配位高分子のナノ細孔へのガス吸着過程を、超高輝度XFEL光源を利用した回折実験と精密結晶構造解析により可視化し、吸着現象をガス分子とナノ細孔の相互作業の観点から解明する。 | |||||
3 | 癌細胞の転写関連タンパク質の網羅的マップ構築と臨床応用 | ||||
(財)癌研究会 | オリンパス(株) | 照井康仁 | |||
ガン細胞における転写関連タンパク質の動態をXFEL蛍光顕微鏡などによって把握するため、各種転写関連タンパク質に結合するDNA、RNA及びペプチド等のタンパク質をプラチナ分子等を用いて標識化する技術を確立する。 | |||||
4 | FEL高分解能光電子イメージング装置の開発 | ||||
(独)理化学研究所 | − | 鈴木俊法 | |||
フェムト秒レーザーとFELのポンプ-プローブ実験を目標として、孤立分子、液滴、液体を対象としたVUVからX線領域のFEL光電子イメージング装置や液滴・液体ビーム装置の基礎技術の研究を行う。 | |||||
5 | フェムト秒精度でのタイミング信号伝達・計測技術開発 | ||||
(独)理化学研究所 | (株)光コム研究所 | 玉作賢治 | |||
X線自由電子レーザーの超高速現象解析への応用に不可欠な共通基盤技術として、レーザーパルスのタイミングを100fs以下の精度で正確に利用者に伝達するためのシステムを構築する。 | |||||
6 | XFEL光による分子・クラスターの構造とダイナミクス | ||||
国立大学法人 東京大学 |
高エネルギー加速器研究機構、慶応義塾大学、日本原子力研究開発機構、理化学研究所、NTT物性科学基礎研究所 | 山内薫 | |||
XFEL光源を用いて、分子・クラスターの構造をX線回折法によって決定し、そのダイナミクスを追跡するための基盤技術開発を行う。 | |||||
7 | K・Bミラー光学系によるXFELナノ集光システムの開発 | ||||
国立大学法人 大阪大学 |
理化学研究所 | 山内和人 | |||
XFELの高精度な集光を実現するミラー光学システムを構築する。このため、放射線損傷を考慮し、X線吸収の少ないSiを反射面とする全反射ミラーを作製する。 | |||||
8 | コヒーレント散乱による材料科学現象可視化のための基盤技術開発 | ||||
国立大学法人 京都大学 |
理化学研究所 | 松原英一郎 | |||
XFEL完成後、コヒーレント散乱イメージング(CSI)法による材料中の相変態ダイナミクスのイメージングを速やかに利用するために、CSIの手法と試料に関する基盤技術開発を行う。 | |||||
9 | 高エネルギー密度物性を利用したX線光学研究 | ||||
国立大学法人 電気通信大学 |
京都大学、大阪大学、宇都宮大学 | 米田仁紀 | |||
固体の秩序性を保ちながら内殻イオン化が起きている”ホロー原子固体”を利用して、新たなX線光学素子、高コヒーレント化を目指したX線FEL励起X線レーザーなどを開発する。 | |||||
10 | 極小デバイス磁化挙動解析のための回折スペックル計測技術の開発 | ||||
国立大学法人 東北大学 |
高輝度光科学研究センター、富士通株式会社 | 角田匡清 | |||
次世代スピントロニクスデバイスの開発に不可欠な、微小磁性体の静的・動的磁化挙動解析技術として、X線自由電子レーザーのコヒーレント性を利用した微小磁性体内の磁化ベクトル分布解析技術を確立する。 | |||||
11 | XFEL生体分子単粒子構造解析における試料操作要素技術の調査 | ||||
慶応義塾大学 | 理化学研究所、大阪大学、東京都医学研究機構、高輝度光科学研究センター | 中迫雅由 | |||
タスクフォースを形成し、ライフサイエンス分野に係る各種試料の計測基盤技術に関する調査研究を行う。 | |||||
細胞内元素イメージングの医学応用に向けた基盤研究 | |||||
国立国際医療センター研究所 | 大阪大学 | 石坂幸人 | |||
タスクフォースを形成し、ライフサイエンス分野に係る各種試料の計測基盤技術に関する調査研究を行う。 | |||||
球状ウイルスのための高分解能三次元再構成ソフトウェアの開発 | |||||
(独)理化学研究所 | − | 内藤久志 | |||
タスクフォースを形成し、ライフサイエンス分野に係る各種試料の計測基盤技術に関する調査研究を行う。 | |||||
XFEL利用実験を目指した蛋白質試料供給体制の確立 | |||||
(独)理化学研究所 | − | 国島直樹 | |||
タスクフォースを形成し、ライフサイエンス分野に係る各種試料の計測基盤技術に関する調査研究を行う。 | |||||
走査型蛍光X線顕微鏡を用いた細胞イメージングのための装置開発 | |||||
(独)理化学研究所 | 大阪大学、理化学研究所、国立国際医療センター | 前島一博 | |||
タスクフォースを形成し、ライフサイエンス分野に係る各種試料の計測基盤技術に関する調査研究を行う。 | |||||
XFELによる生体超分子集合体構造決定に必要な基盤技術の開発 | |||||
(財)高輝度光科学研究センター | 情報通信研究機構、大阪市立大学、東京大学 | 岩本裕之 | |||
タスクフォースを形成し、ライフサイエンス分野に係る各種試料の計測基盤技術に関する調査研究を行う。 |