科学技術振興機構ホーム

次世代IT基盤構築のための研究開発

PDからのメッセージ

本事業では、我が国のスーパーコンピューティング技術がペタフロップス超級を目指して、世界最高水準で発展し続けるとともに、「いつでも、どこでも」「安全、安心」かつ「快適」なユビキタス社会を世界に先がけて実現するための基盤技術の確立を目指して、平成17年度から以下の3つの研究領域に関して、3年間の計画で研究開発を進めています。
 (1)将来のスーパーコンピューティングのための基盤技術の研究開発プロジェクト
 (2)革新的シミュレーションソフトウェアの研究開発プロジェクト
 (3)安全なユビキタス社会を支える基盤技術の研究開発プロジェクト
 ここでは、2010年頃に実用化される次世代システムの基盤技術となるべき成果を出してゆくことが期待されております。 さらに、今回の研究開発の成果に止まらず、その後の展開を見据えての研究開発となるべく進めて行きたいと考えております。

将来のスーパーコンピューティングのための基盤技術の研究開発プロジェクト

 ペタフロップス超級の高速スーパーコンピュータを実現するために、既存技術の延長による高速化の壁を打ち破る、1 CPUの高速化、2 CPU−メモリ間伝送速度の高速化、3 ノード間伝送速度の高速化、4 低消費電力化・冷却技術の向上等のハードウェア要素技術について研究開発を進めます。
 これらは、18年度より開発が進められる次世代スーパーコンピューターの基盤技術となることを狙っています。

革新的シミュレーションソフトウェアの研究開発プロジェクト

 スーパーコンピュータによる先進的シミュレーションに代表される高度な計算科学技術においては、産業界や社会が必要としている実問題は大規模かつ複雑なものであり、これらを統合的かつ最適に解析するためには、マルチスケール・マルチフィジックスな系全体の最適シミュレーションが必要不可欠です。 本領域に関して重点的に研究開発を行います。

安全なユビキタス社会を支える基盤技術の研究開発プロジェクト

 ユビキタスネットワークにおける重要技術の一つとして電子タグがありますが、現在の技術では、動画等の高付加価値データが扱えなかったり、セキュリティが万全でないためユーザが安心して情報をやり取りできなかったりするという問題を抱えています。
 このため、不正なアクセスに対しても高い防御力を有し高付加価値情報をリアルタイムに扱える電子タグや電子タグと安全に情報をやり取りするための組込型の基本ソフトウェア等の基盤技術について研究開発を行います。