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次世代IT基盤構築のための研究開発

研究内容

将来のスーパーコンピューティングのための要素技術の研究開発プロジェクト

課題名 :ペタスケール・システムインターコネクト技術の開発  詳細はこちら
開始年度 :平成17年度
代表者 :村上 和彰(国立大学法人九州大学情報基盤センター)
概要 :ペタフロップス超級スーパーコンピュータシステムの構成において数千〜数十万規模の高速計算ノードを相互結合するシステムインターコネクト技術を対象に、現状のシステムよりもコスト対性能比で1桁上を目指して、高性能化、高機能化、低コスト化を同時に達成するための3つの要素技術、すなわち、光パケットスイッチと超小型光リンク技術、動的通信最適化によるMPI高速化、 システムインターコネクトの総合性能評価技術を開発します。

課題名:並列コンピュータ内相互結合網IP化による実行効率最適化方式の開発
開始年度 :平成17年度
代表者:平木 敬(国立大学法人東京大学情報理工学系研究科)
概要:汎用超並列コンピュータの実行効率を最適化するため、適応型コンパイラ、トータルシステム・コンダクタと、それらを実現するために必要なプロセッサ内部ネットワークへのトラフィックエンジニアリング、名前空間サービスなどIPネットワーク技術適用方式の研究開発を行います。

課題名:低電力高速デバイス・回路技術・理論方式の研究開発
開始年度:平成17年度
代表者:笠井 憲一(株式会社日立製作所)
概要:将来のスーパーコンピュータシステムにおける高速化の最大の障壁となるLSIの消費電力を削減することを目的として、低電力を達成できるデバイス構造を提案し、更に回路技術、論理方式を研究開発します。本研究開発で得られる技術により、実用的な技術計算における実効性能あたりのLSI消費電力を2005年比で1/10クラスに低電力化することをねらっています。

課題名:超高速コンピュータ用光インターコネクションの研究開発
開始年度:平成17年度
代表者:野口 孝行(日本電気株式会社)
概要:ペタフロップス超級で実効性能の高いスーパーコンピュータの実現を目指し、CPUとメモリ間の信号を現在の電気伝送に変わり光で伝送する要素技術の研究開発を行います。
目標はCPUあたり毎秒20テラビット以上の信号伝送能力を持つ光伝送技術とし、具体的には1信号あたり毎秒20ギガビット超でかつLSIあたり1000信号程度からなる世界最高レベルの高密度/高速光伝送技術を実現を目指しています。

革新的シミュレーションソフトウェアの研究開発プロジェクト

課題名:戦略的革新シミュレーションソフトウェアの研究開発プロジェクト  詳細はこちら
開始年度:平成17年度
代表者:加藤 千幸(国立大学法人東京大学生産技術研究所計算科学技術連携研究センター)
概要:地球シミュレータ等の超高速コンピュータ上で稼動する系全体最適シミュレーションプラットフォームを共通基盤として、以下のような広範な分野における世界最高水準のマルチスケール、マルチフィジックス・シミュレーションソフトウェアの研究開発を行います。
1 個人の個体差に応じた創薬の開発などを可能とする生命現象シミュレーション
2 基幹産業における研究開発〜設計〜製造〜保守における知的ものづくりでの質的・効率的な向上を実現するマルチスケール連成シミュレーション
3 安全・安心な社会を実現する都市の安全・環境シミュレーション

安全なユビキタス社会を支える基盤技術の研究開発プロジェクト

課題名:セキュア・ユビキタス・コンピューティング・プラットフォーム
開始年度:平成17年度
代表者:坂村 健(株式会社横須賀テレコムリサーチパーク)
概要:ユビキタスコンピューティング環境をセキュアにする基盤技術として、
1 大容量、高速演算及び通信能力を有し、多様なデータを堅牢制御及び管理する、耐タンパ型高性能セキュリティチップ
2 軽量ユーザ端末等を構築するための、セキュリティ機能を強化した基盤ソフトウェア
を開発します。
さらに、本技術を、病院内の医療情報システムや食品の安全に関わる情報システムに適用し、有効性を検証します。