内閣府 最先端研究開発支援プログラム(FIRST)
iPS細胞再生医療応用プロジェクト

中心研究者 山中 伸弥

iPS細胞に立脚した再生医療を目指して

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)では、再生医療に最適なiPS細胞の樹立技術の確立を目指します。ここで得られた技術が、様々な難治性疾患に対する再生医療の臨床研究の推進や、新しい医療産業振興等に寄与することを最終目標とします。

プロジェクトの進捗状況

2012年4月現在、iPS細胞の樹立方法について、腫瘍原性の低いL-Myc等を含めた因子の組み合わせの検討を進めています。また、これら因子の導入法を種々の体細胞を用いて、比較検討しています。最近では、一過性発現ベクターであるエピソーマルベクターを用い、細胞のゲノムに外来遺伝子挿入がないヒトiPS細胞の樹立に成功しました。

課題概要

iPS細胞は、その由来となる体細胞や因子の組み合わせ等、樹立方法ごとに異なる性質を持つことが分かっています。本研究プロジェクトでは、再生医療応用に向けたiPS細胞樹立技術の最適化を行うべく、国内外で報告されている様々な方法で樹立したiPS細胞の性質を比較検討し、世界標準となる技術の確立を目指します。

具体的な内容

iPS細胞樹立方法の比較解析
由来となる体細胞、誘導因子の組み合わせ、因子導入法など多様性に富む樹立方法について樹立効率、樹立期間、多分化能の比較評価を行う。

iPS細胞の特性把握
樹立したiPS細胞の分化能力の違いなど、様々なiPS細胞の特性比較による技術標準化を行う。

GMPに準拠したiPS細胞の調整
GMP準拠でのiPS細胞の調製、株選択、ストック作製、エキスパンド、細胞機能評価の確立、更には3胚葉系組織細胞の調製を行う。

図:iPS細胞の現状と可能性
iPS細胞の現状と可能性

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