Belmont Forum

多国間協力

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1. 目的

ベルモント・フォーラムとは、地球の環境変動研究を行う世界の主要先進国・新興国のファンディングエージェンシー(研究助成機関)の集まりです。国際的な資金・研究者を動員し、連携することにより、人類社会の持続可能性を阻む重大な障害を取り除くために必要とする環境関連の研究を加速させ、SDGsへ貢献することを目的としています。

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2. 共同研究活動(CRA)の実施

ベルモント・フォーラムでは様々な分野において同時並行的に国際共同研究活動(Collaborative Research Action: CRA)を実施しており、2012年には「水の安全保障(Freshwater Security)」「海岸線の脆弱性(Coastal Vulnerability)」、2013年には「食料安全保障と土地利用の変化(Food Security and Land Use Change)」で公募が行われました。また地球環境研究に関連するデータの取り扱いに関しての取り組みである「e-インフラとデータ管理(e-Infrastructure and Data Management)」の活動が開始されました。2014年には「持続可能性のための北極観測と研究(Arctic Observing and Research for Sustainability)」「生物多様性と生態系サービスのシナリオ(Scenarios of Biodiversity and Ecosystem Services)」で公募が実施されました。2015年には、「気候予測可能性と地域間連関(Climate Predictability and Inter-Regional Linkage)」「気候変動の歩哨としての山岳(Mountains as Sentinels of Change)」で公募が、さらに2016年には「持続可能な都市化に向けた国際イニシアチブ:食料-水-エネルギーのネクサス(Sustainable Urbanisation Global Initiative (SUGI)/ Food-Water-Energy Nexus)」が2017年には「持続可能な社会に向けた転換(Transformations to Sustainability)」が実施されています。これまで、JSTは、多くの公募に参加し、その採択課題を支援しています。

3. 支援期間および支援額

支援期間及び支援額はCRAごとの目標に応じて違います。1プロジェクトにあたり1~5年間の支援期間で、採択課題の日本側研究グループは総額約700万~5,000万円程度委託研究費を受け取ることができます。

4. 関連する研究集会等

月日場所研究集会名
平成25年10月
(2013年)
オスロ スコーピングワークショップ「北極」
平成25年10月
(2013年)
パリ スコーピングワークショップ「生物多様性」
平成25年10月
(2013年)
ゴア スコーピングワークショップ「気候サービス」

5. 公募情報

公募情報
月日研究領域プレスリリース
平成30年5月
(2018年)
Science-driven e-Infrastructures Innovation(科学主導によるe-インフラストラクチャーのイノベーション)
平成29年1月
(2017年)
持続可能な社会に向けた転換 詳細
平成28年12月
(2016年)
持続可能な都市化に向けた国際イニシアチブ:食料-水-エネルギーのネクサス 詳細
平成27年4月
(2015年)
気候予測可能性と地域間連関 詳細
平成26年5月
(2014年)
生物多様性と生態系サービスのシナリオ 詳細
平成26年3月
(2014年)
持続可能性のための北極観測と研究 詳細
平成25年7月
(2013年)
食料安全保障と土地利用の変化 詳細
平成24年4月
(2012年)
水の安全保障
平成24年4月
(2012年)
海岸線の脆弱性

6. 支援中プロジェクト

*下線はコンソーシアムのリーダー、課題名()内は略称

持続可能な都市化に向けた国際イニシアチブ:食料-水-エネルギーのネクサス

支援期間:平成30年度〜平成32年度(2018年度~2020年度)

持続可能な都市化に向けた国際イニシアチブ:食料-水-エネルギーのネクサス
プロジェクト名日本側研究代表者 海外側研究者代表者
健全な未来都市への知的デザイン:持続可能なグリーン都市に向けた食料・水・エネルギーネクサスアプローチ(METABOLIC)
総合地球環境学研究所 研究基盤国際センター
教授 谷口 真人
台湾国立大学
特別栄誉教授 チャン フィジョン(コンソーシアム研究代表者)(台湾)
イリノイ大学 アーバナ・シャンペーン校
准教授 ロドリゲス ルイス(アメリカ)
サンパウロ大学
教授 ホセ ビセンテ カイセタ フィリョ(ブラジル)
可動型ネクサス:デザイン先導型都市食料・水・エネルギー管理のイノベーション(M-NEX)
慶應義塾大学 政策・メディア研究科
教授 厳 網林(コンソーシアム研究代表者)(日本)
カタール大学 工学院 建築都市計画学科
准教授 グリッチング アンナ(カタール)
ミシガン大学タウブマン学院
准教授 院長補佐 タン ジェフリー(アメリカ)
デルフト工科大学 建築都市環境学部
教授 ドッベルスティーン バン・デン アンディ(オランダ)
クイーンズ大学ベルファスト 自然都市環境学院
教授 キーフィ グレグ(イギリス)
地球環境戦略研究機関
主任研究員 ミトラ クマール ビジョン(日本)
マックレナ・ラビントン
副社長 ロガン ケビン(イギリス)

気候予測可能性と地域間連関

支援期間:平成28年度~平成31年度(2016年度~2019年度)

気候予測可能性と地域間連関
プロジェクト名日本側研究代表者 海外側研究者代表者
季節~10年規模の地域間連関が気候予測の改善へ向けて持つ潜在的可能性(InterDec)
東京大学 先端科学技術研究センター
副所長/教授 中村 尚
(他の日本側メンバー:新潟大学 自然科学系 教授 浮田 甚郎)
マックス・プランク気象研究所 地球システム・海洋研究部門
研究員 ダニエラ・マテイ(コンソーシアム研究代表者)(ドイツ)
ベルゲン大学 地球物理研究所
教授 ノエル・キーンリサイド(ノルウェー)
スウェーデン気象・水文研究所 ロスビーセンター
研究リーダー トーベン・ケーニッグ(スウェーデン)
欧州中期予報センター
主席研究員 フレデリック・ビタール(イギリス)
中国科学院大気物理研究所 ナンセン・朱研究センター
准教授 タオ・ワン(中国)
全球でみられるテレコネクションとその役割および階層的大気モデル群による再現(GOTHAM)
海洋研究開発機構 シームレス環境予測研究分野
分野長 渡辺 真吾
オックスフォード大学、国立大気科学センター
教授 レスリー・グレイ(コンソーシアム研究代表者)(イギリス)
中国科学院大気物理学研究所
準研究員 ボー・ウー(中国)
ラプラス研究所
フランソア・ロット(フランス)
ポツダム気候影響研究所
主任研究員 ディム・カウマウ(ドイツ)
インド熱帯気象研究所
理事 クリシュナン・ラガヴァン(インド)

持続可能性のための北極観測と研究(Type2/小規模既存プロジェクト統合型)

支援期間:平成27年度~平成30年度(2015年度~2018年度)

持続可能性のための北極観測と研究(Type2/小規模既存プロジェクト統合型)
プロジェクト名日本側研究代表者 海外側研究者代表者
気候変動下における北極海洋システムの回復力と適応力(RACArctic)
北極域研究センター長/北海道大学 大学院水産科学研究院
教授 齊藤 誠一(コンソーシアム研究代表者)
海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター
センター長代理 原田 尚美
海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター
グループリーダー 菊池 隆
北海道大学 大学院水産科学研究院
准教授 平譯 享
北海道大学 大学院水産科学研究院
教授 綿貫 豊
水産総合研究センター 中央水産研究所 経営経済研究センター
牧野 光琢
東北大学 東北アジア研究センター ロシア・シベリア研究分野
教授 高倉 浩樹
アラスカ大学 水産海洋学部
准教授 フランツ・ミューター(米国代表)
ワシントン大学 水圏水産学部
教授 ジョージ・ハント(米国)
ハンチングコンサルタンツ社
ヘンリー・ハンチングトン(米国)
米国大気海洋庁 アラスカ水産科学研究所
海洋生物研究官 マイク・シグラー(米国)
米国大気海洋庁 アラスカ水産科学研究所
経済学研究官 アラン・ヘイニー(米国)
国立海洋研究所 海洋気候部門
主任研究員 ケネス・ドリンクウォーター(ノルウェー代表)
国立海洋研究所 トロモソ支所
支所長 アルフ・ヘコン・ホエル(ノルウェー)
国立海洋研究所 海洋気候部門
主任研究員 ランディ・イングバカルセン(ノルウェー)
国立海洋研究所 海洋気候部門
主任研究員 メリッサ・キエリシー(ノルウェー)
国立海洋研究所 トロモソ支所
主任研究員 ベンジャミン・プランク(ノルウェー)
国立海洋研究所 海洋気候部門
部門リーダー ジャン・エリック・スチアンサー (ノルウェー)
トロモソ大学 水産学部
教授 アルネ・エイデ(ノルウェー)

持続可能性のための北極観測と研究(Type3/共同研究型)

支援期間:平成27年度~平成31年度(2015年度~2019年度)

持続可能性のための北極観測と研究(Type3/共同研究型)
プロジェクト名日本側研究代表者 海外側研究者代表者
東部ロシア北極域永久凍土上の生態系と都市と村落の炭素収支 (COPERA)
北海道大学 地球環境科学研究院
教授 杉本 敦子(コンソーシアム研究代表者)
北海道大学 スラブ・ユーラシア研究センター
センター長/教授 田畑 伸一郎
海洋研究開発機構 地球表層物質循環 研究分野
分野長 鈴木 力英
名古屋大学 大学院生命農学研究科
教授 太田 岳史
北東連邦大学
副学長 准教授 ミハエル・プリシャズニー(ロシア代表)
北東連邦大学
教授 トゥヤラ・ガブリリェバ(ロシア)
寒冷圏生物学研究所 部長/
北東連邦大BESTセンター
センター長 教授 トロフィーム・マキシモフ(ロシア)
アラスカ大学フェアバンクス校 水理環境研究センター
教授 ヨシカワ・ケンジ(米国代表)

生物多様性と生態系サービスのシナリオ

支援期間:平成27年度~平成28年度(2015年度~2016年度)

生物多様性と生態系サービスのシナリオ
プロジェクト名日本側研究代表者 海外側研究者代表者
生物多様性と生態系サービスのシナリオ・ネットワーク(ScenNet)
国連大学 サステイナビリティ高等研究所 学術研究官/
東京大学 大学院農学生命科学研究科 客員准教授 齊藤 修
ScenNet project オフィシャルサイト
http://www.fondationbiodiversite.fr/en/scennet
CNRS アルプス生態学研究所
所長 サンドラ・ラフォレル(共同代表)(コンソーシアム研究代表者)(フランス)
CNRS アルプス生態学研究所
上席研究員 ビルフレッド・タイラー(共同代表)(フランス)
南パリ大学 生態学、分類学および進化研究所
教授 ポール・レドリー(フランス)
モンテペリェ2大学 地中海および熱帯水産研究所
所長 フィリップ・カリー(フランス)
海洋および陸水生物多様性・生態系地中海研究所
所長 ウォルフガング・クラマー
(フランス)
南京環境科学研究所 自然保護・生物多様性保全部
助教 ミンシャン・カオ(中国)
ベルゲン大学 生物学部
教授 ジョンアルヴィッド・グリトニス(ノルウェー)
サンパウロ大学 生物科学研究所 生態学部
教授 ジャンポール・メッツガー(ブラジル)
ステレンボッシュ大学 植物・動物学部
教授 ガイ フランクリン・ミドグレイ
(南アフリカ)
社会・経済変動研究所 生態学経済・自然資源センター
教授 カラチェポネ・ニーナン(インド)
ゲーテ大学 フランクフルト校 生態学、進化学、生物多様性学部
教授 カトリン・ベーリング-ギーズ(ドイツ)
オーストラリア連邦科学産業研究機構 生態学・生物多様性知識・システムプログラム
シニアプリンシパルリサーチサイエンチスト シモン・フェリール(オーストラリア)
メルボルン大学 植物学校
准教授 ブレンダン・ビントル(オーストラリア)
エール大学 生態学・進化生物学部
准教授 ワルター・イェッツ(米国)
生物多様性と生態系サービスの持続的利用を目指したシステム横断型アプローチによる社会学・生態学統
合研究の展開
(TSUNAGARI)
北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター
教授 仲岡 雅裕(共同代表)
総合地球環境学研究所
准教授 石川 智士
水産総合研究センター
漁業管理グループ長 牧野 光琢
国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター
室長 山野 博哉
九州大学 持続可能な社会のための決断科学センター
講師 金本 圭一朗
中国科学院地理科学資源研究所
教授 シューボー・ユー(共同代表)(中国)
中国科学院煙台海岸帯研究所
教授 シーヨン・ホウ(中国)
ジェイムズ・クック大学 熱帯水と水圏生態系研究センター
研究リーダー ジョン・ブロディー(オーストラリア)
シドニー大学 物理研究科
教授 マンフレッド・レンツェン(オーストラリア)
ノルウェー科学技術大学、エネルギーとプロセスエンジニアリング学科
准教授 フランチェスカ・ヴェロネズ(ノルウェー)

7. 終了プロジェクト

CRA「食料安全保障と土地利用の変化」(Type2/共同研究タイプ)

支援期間:平成26年度~平成29年度(2014年度~2017年度)

CRA「食料安全保障と土地利用の変化」(Type2/共同研究タイプ)
プロジェクト名日本側研究代表者 海外側研究者代表者
アフリカのサハラ以南地域における商業作物増産の食料安全保障への影響
(FICESSA)
東京大学 サステイナビリティ学連携研究機構
准教授 アレクサンドロス・ガスパラトス(コンソーシアム研究代表者)
研究サイト:https://supportoffice.jp/ficessa/
国連大学
上級副学長 武内 和彦
海外開発研究所 農業開発政策プログラム
プログラム長 アンナ・ロック(英国)
キュー王立植物園
科学部長(オックスフォード大学 動物学部 キャサリン・J・ウィリス(英国)
科学産業研究委員会 自然資源環境部
シニアリサーチャー グラハム・フォン・モルティッツ(南アフリカ)

CRA「食料安全保障と土地利用の変化」(Type1/ネットワーキングタイプ)

支援期間:平成26年度~平成27年度(2014年度~2015年度)

CRA「食料安全保障と土地利用の変化」(Type1/ネットワーキングタイプ)
プロジェクト名日本側研究代表者 海外側研究者代表者
部族社会における農業と生態系の持続的経営(SMARTS2)
総合地球環境学研究所
研究員 増田 忠義
ハワイ大学 資源環境管理学科
教授・学科長 キャシー・チャン=ハルブレント (コンソーシアム研究代表者)(米国)
オリッサ農工大学
工科局長 プラバット・クマール・ロウル(インド)
ワーゲニンゲン大学 植物学科
教授 ウィン・ヴァン・デ・プタン(オランダ)
マサチューセッツ大学 環境学部
助教授 スティーヴン・グレイ(米国)

※所属は採択時のものです。