(平成31年2月13日)
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)はインドネシア研究・技術・高等教育省(RISTEKDIKTI)と気象気候地球物理庁(BMKG)のインドネシア政府機関と協力して、平成30年12月にインドネシアで被害をもたらした、スンダ海峡津波(以下「スンダ海峡津波」)に関連した緊急を要する研究・調査を支援する「国際緊急共同研究・調査支援プログラム(J-RAPID)」を実施します。
スンダ海峡津波の被害に関連した研究・調査で、その遂行に緊急性があるものを支援することを目的として、インドネシア側研究者と共同研究・調査を行うこと(※)に合意した日本側研究者を支援する予定です。例えば、以下のようなものを想定しています。
○リモートセンシング(衛星,航空機,ドローン)による火山地形変化
○火山活動の推移
○山体崩壊に起因する津波の発生メカニズムの解明
○地震波形データ解析による地すべり起源の津波発生メカニズムの解明
○非地震性津波(火山噴火や地滑りなど)による津波監視・警報体制の検討
○海洋レーダによる津波観測及び津波早期警報システムの高度化に関する基礎調査
○津波遡上及び津波被害の緊急調査(リモートセンシング、現地調査)
○2018年Palu地震津波,2018年スンダ海峡津波に対する津波情報の実態
○その他
これら以外の分野でも本プログラムの趣旨に合致するものは応募可能です。但し、純粋な社会系・人文系の研究は対象としておりません。
日本側研究者の応募資格は、日本国内の大学、研究機関、企業等に所属する研究者であることが必要となります。
共同研究・調査課題が採択された場合、日本側研究者は半年~1年間で300~500万円程度の委託研究・調査費を受け取ることができる内容となる予定です。
2019年2月13日(水)~2019年3月11日(月)午前9時
応募を検討される方は事前にメールにてご連絡ください。
記述内容
・氏名・所属
・主要研究項目
・インドネシア側の研究代表者の氏名・所属(判明していたらで結構です)
メールの件名を「J-RAPID事前連絡 インドネシア スンダ海峡津波」とし、rapid(at)jst.go.jp (at)を@にしてお送りください。
過去のJ-RAPIDプログラムの支援状況は以下をご参照ください。
https://www.jst.go.jp/inter/sicp/country/j-rapid.html
書類 | リンク |
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公募要領 | PDF (227KB) |
日本側応募者への応募にあたっての注意事項 | PDF (602KB) |
e-Radによる応募方法 | PDF (2.2MB) |
日本側応募様式 | Word (222KB) |
LOI (Letter of Intent) サンプル | Word (131KB) |
インドネシアで調査・研究を行う場合は、インドネシア研究・技術・高等教育省(RISTEKDIKTI)によるResearch Permitが必要になります。手続きについては、採択課題に対して別途お知らせいたします。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 国際部 事業実施グループ 火口、土井、武井
TEL:03-5214-7375 FAX:03-5214-7379
E-mail : rapid(at)jst.go.jp (at)を@にしてください。