2019年ベルモント・フォーラムCRA(共同研究活動) 課題募集のお知らせ Disaster Risk, Reduction and Resilience (DR3) (災害リスク低減とレジリエンス)

更新履歴

2019年5月28日 追記:募集期間を延長しました。

(2019年3月18日)

国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)では、研究者の国際的な共同研究・交流を推進する支援活動の一環として、ベルモント・フォーラムによる「災害リスク低減とレジリエンス」分野に関する提案の国際共同公募を開始いたします。

概要

ベルモント・フォーラムとは、地球の環境変動研究を行う世界の主要先進国・新興国のファンディングエージェンシー(研究助成機関)および国際的な科学評議会の集まりです。国際的な資金・研究者を動員し、連携することにより、人類社会の持続可能性を阻む重大な障害を取り除くために必要とする環境関連の研究を加速させることを目的としています。ベルモント・フォーラムの活動は各国の既存研究支援よる投資に対して付加価値を与えるものです。
ベルモント・フォーラムでは様々な分野において同時並行的に国際共同研究活動(Collaborative Research Action: CRA)を行っており、2012年の「水の安全保障(Freshwater Security)」「海岸線の脆弱性(Coastal Vulnerability)」の2つのCRAによる公募開始を皮切りに、「食料安全保障と土地利用の変化(Food Security and Land Use Change)」(2013年)、「持続可能性のための北極観測と研究(Arctic Observing and Research for Sustainability)」および「生物多様性と生態系サービスのシナリオ(Scenarios of Biodiversity and Ecosystem Services)」(2014年)、「気候予測可能性と地域間連関(Climate Predictability and Inter-Regional Linkage)」(2015年)、「持続可能な都市化に向けた国際イニシアチブ(Sustainable Urbanisation Global Initiative)」(2016年)、「持続可能な社会に向けた転換(Transformation to Sustainability(T2S))」(2017年)、「科学主導によるe-インフラストラクチャーのイノベーション(Science-driven e-Infrastructures Innovation)」、「海洋の持続可能性のための超学際研究(Transdisciplinary Research for Ocean Sustainability)」(2018年)、そして2019年2月に「急速に変貌する北極システムにおけるレジリエンス(Resilience in Rapidly Changing Arctic Systems)」のCRAの公募が実施されています。

ベルモント・フォーラムの詳細については、下記のウェブサイトをご参照ください。
http://www.belmontforum.org/

2019年のベルモント・フォーラムの活動の一つとして、Disaster Risk, Reduction and Resilience(災害リスク低減とレジリエンス)分野の共同公募を開始します。
本公募においては、まず参画する国のうち、3ヶ国以上の研究者の共同による研究提案を募ります。その後、合同での選考会議を経て採択課題を決定し、各国の研究助成機関が採択課題の研究を支援することになります。

公募案内ページ:
本公募に参加する国、本公募への応募資格、注意点等については、以下、公募案内ページを十分にご確認下さい。
「Disaster Risk, Reduction and Resilience (DR3 )」
※「Call Text」「公募案内の和訳」をご覧ください。

募集期間(詳細は各募集サイト、Call Textをご覧下さい)

(提案)2019年3月5日(火)~2019年7月10日(水)23:59(UTC)
※詳細日時等は、各Call Text、公募案内ページをご確認下さい。

応募方法

申請にあたっては共同研究コンソーシアムで一つの申請書を専用電子公募システムより提出していただきます。提案においては、各国のeligibility要件に十分ご注意下さい。
BELMONT FORUM GRANT OPERATIONS SYSTEM
電子公募システム

なお、本共同研究提案に参画する日本側研究者は、コンソーシアムとしての研究提案書を上記システムに提案した後、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)から別途提案申請をする必要があります(e-Rad申請がされていない提案は日本の応募要件を満たさないと見なされます)。複数の日本側研究者が参画する場合、日本側の代表者として1名を選出し、その日本側代表者が、e-Radを通した研究提案申請をして下さい。

※e-Radの提出期限について:公募締め切り後、1週間(e-Radサイト参照)

※日本側研究者の応募に際して必要な事項については、「日本側応募者への応募にあたっての注意事項」をご覧ください。

必要書類のダウンロード

以下の公募案内ページからダウンロード可能です:
https://bfgo.org/opportunity/index.jsp#dr32019

書類リンク
公募案内の和訳 PDF(400KB)
e-Rad申請資料 Word(156KB)
e-Radマニュアル PDF(2.3MB)
日本側応募者への応募にあたっての注意事項 PDF(600KB)

支援の内容

(1)支援期間:3年間
(2)支援規模:年間500~1,000万円程度(間接経費10%込み)(詳細はCall Textをご覧下さい)

問い合わせ

国立研究開発法人科学技術振興機構
国際部 事業実施グループ 田中、川嶋、久保田
TEL:03-5214-7375 FAX:03-5214-7379
E-mail:belmont(at)jst.go.jp  (at)を@にしてください。