ImPACT Program 量子人工脳を量子ネットワークでつなぐ高度知識社会基盤の実現

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ワークショップ

US-Japan Workshop

Stanford大学にてUS-Japan Workshopを2015年12月10日-11日の2日間にわたり開催し、盛況のうちに終了いたしました。

日経コンピュータの取材を受け、US-Japan Workshopの記事が以下に掲載されました。
日経コンピュータ ITpro [シリコンバレーNEXTレポート] 量子コンピュータ開発が日米で加速、用途は人工知能 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/061500148/121600038/
タイトル Title
New-Generation Computers: Quantum Annealing and Coherent Computing
日時 Date
December 10 - 11, 2015
場所 Venue
CIS-X Auditorium
Paul G. Allen Building
(also known as Center for Integrated Systems (CIS))
420 Via Palou Mall
Stanford, CA 94305-4070
Map
https://campus-map.stanford.edu/index.cfm?!ID=04-050

<Parking>
The nearest visitor parking (Via Ortega Garage) is located at the corner of Via Ortega and Panama Street. There is no free parking on campus from 6am to 4pm. The visitor "A" permits are available at the registration desk in front of CIS-X Auditorium from 8am to 4pm on December 10 and 11. The visitor will scratch off the date and it has to be hanged from a rear-view mirror, facing out. The "A" permit is valid for one-full day for both "A" and "C" zones but not for "P"(pay) parking.

You can also purchase visitor permits at Stanford’s Parking and Transportation Services office. (No reimbursement will be made by Stanford University.)
http://transportation.stanford.edu/parking_info/VisitorParking.shtml

<On-campus Shuttle buses - Marguerite>
The Marguerite is Stanford's free shuttle bus service, which travels around the Stanford campus and its vicinity. For details, see http://transportation.stanford.edu/marguerite/

<Nearby Accommodations>
https://www6.slac.stanford.edu/visiting-slac/accommodations.aspx

<Dining>
http://visit.stanford.edu/activities/dining.html

プログラム Program(803kb)

日英ワークショップ

量子ニュース記事より掲載

タイトル
UK-Japan Quantum Technology Workshop
執筆者所属/名前
国立研究開発法人情報通信研究機構 佐々木 雅英
プログラム
資料(56kb)

3月23日、東京・英国大使館で「UK – Japan Quantum Technology Workshop(日英量子技術ワークショップ)」が開催され、両国の量子技術分野における取組みの現状紹介と、今後共同で国際的イニシアティブをとっていくための枠組立上げに向けた意見交換を行った。

このワークショップは、昨年11月に日英それぞれで大型プロジェクト(UK National Network of Quantum Technology Hubs及び内閣府ImPACT)が立ち上がったのを受けて開催された。英国のプロジェクト(国立量子技術ハブネットワーク)は、4つのハブ(バーミンガム大、グラスゴー大、オックスフォード大、ヨーク大)からなる。
バーミンガム大は量子計測標準技術、グラスゴー大は量子センサー・イメージング技術、オックスフォード大は量子コンピュータとシミュレーション技術、ヨーク大は量子通信技術の研究開発に取り組む。量子技術分野で最先端を走る英国をリードする4つのハブは、今後英国内の17の大学と132の企業をネットワークでつなぐ拠点となる。ハブ整備には、同ネットワーク予算2億7千万ポンド(約513億円)から5年間で1億2千万ポンド(約228億円)の資金が投入される。英国政府は、この投資で量子技術分野での主導的地位を確実にし、通信、メディカル、安全保障など数兆円規模にもなる世界市場の形成に向けた取組みを先導すると宣言している。

このように技術開発に野心的な英国と量子暗号技術で世界を一歩先行く日本が率先して協力関係を結び、量子技術の早期製品化、長期的最先端研究の持続を実現したい。ワークショップでは、このための具体的な取組みや工程を確認し、今後の共同イニシアティブの枠組確立に向けた課題が議論された。 具体的取組みとしては、日英政府間レベルでの量子技術の共同イニシアティブの合意、その調印式の来春東京開催、ロードマップや実施事業についての記者会見、技術ワークショップの開催などが今後のアクションアイテムの候補として確認された。
量子技術は金融や医療など民生分野だけでなく国家安全保障分野でも活用が期待されるため、政府間レベル合意では、両分野への出口も考慮しつつ共同可能な取組みについて検討を行う必要がある、といった意見が紹介された。
学際共同研究の必要性でも意見があった。量子技術が理論だけでなく現実に利用されるためには、現在のOSやインフラとの整合性も高めていく必要がある。それに向けた旗印の候補として「ポスト量子暗号」技術があげられる。これを構成する「ポスト量子公開鍵暗号」と「量子鍵配送(QKD)」の実装には、量子アルゴリズムや量子コンピュータなど他分野との学際共同が不可欠である。量子技術と暗号技術の学際研究は、量子コンピュータによるRSA暗号解読に興味のある企業を惹きつけられるのではないかなど、様々な発言があった。
また、今後の技術開発継続のためには、若い研究者・技術者の育成が不可欠として、若手育成方法でも意見があった。英国ではハブを中心にネットワークの大学において院生やポスドクの訓練施設が整備されているが、交換留学を利用して、若手研究者を互いの国で訓練するなどのアイデアが示された。

このように、ワークショップでは多様なテーマで意見交換がされた。今後は、ImPACTの他、日本の関連のプロジェクトにも声をかけながら、All JapanとUKのパートナーシップの確立に向け取り組んでいきたい。