プログラム概要

社会的背景

社会的背景図

国民の4人の1人は65歳以上という超高齢化社会が到来するなかで、罹患率や要介護者数が急増し、病気や介護への不安が広がっています。その一方で、健康で美しさを保ち、安心して働ける生活が求められています。また、食の安全や製品の品質などへの不安が高まり、国民生活の安全・安心の実現も社会的な課題となっています。

出展:
総務省統計局  http://www.stat.go.jp/
厚生労働省  平成19年度国民生活基礎調査
資生堂「化粧療法プログラム」
日本整形外科学会編ロコモシンドローム診療ガイド2010

リアルタイム三次元可視化技術によって出来ること

リアルタイム三次元可視化技術は、レーザ照射により発生する超音波を検出し可視化する光超音波イメージングを高度化することで、肉眼では見えない様々な対象をリアルタイム三次元可視化することを可能にします。

この技術により、現診断法ではできていない非侵襲・無被曝で微細な血管網と血液状態(酸素飽和度)のイメージングや、食品や製品などの内部の傷・欠陥や劣化などをイメージングすることが可能となります。

社会に与えるインパクト

血管をイメージングすることで、早期診断、治療効果評価、皮膚老化などの身体機能低下モニタリングが可能となります。さらに、得られた血管網の画像特徴量から疾患リスクを予測し、健康管理に役立て、健康寿命の延伸に貢献します。また従来の非破壊検査法に比べ、物体内部の物性変化を簡便にイメージングすることで、食品や製品・構造物の信頼性を高めると共に、日本製品の品質の向上による競争力の強化に寄与すること、が期待されます。

産業や社会に与えるインパクト概要図
イノベーティブな可視化技術による新成長産業の創出
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