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2000.1〜2004.12 細胞力覚プロジェクト Cell Mechanosensing Project
日本−アメリカ
代表研究者
曽我部 正博氏 曽我部 正博
名古屋大学大学院医学研究科教授
Frederick Sachs氏   Frederick Sachs
ニューヨーク州立大学医学部教授

 相手国機関:ニューヨーク州立大学

聴 覚器や皮膚の感覚器をはじめ、あらゆる細胞は機械刺激を感知する能力(細胞力覚)を持っています。細胞力覚は、外来の機械刺激だけでなく、細胞の成長、分 裂、形態変化、運動に伴って生じる内的な力に対しても働き、これらの細胞応答、ひいては生命活動自体を根本から支えています。しかし細胞力覚の主役である 機械センサーについてはよく分かっていません。
本 研究では、心筋の機械センサーである機械受容チャネル遺伝子の同定に成功しました。また、蜘蛛毒ペプチド(GsMTx-4) が、機械受容チャネルの特異的な阻害剤(ブロッカー)になることを突き止めました。さらに、高等生物の細胞力覚は機械受容チャネル単独ではなく、機械受容 チャネルと細胞骨格からなる超分子複合体により実現されることを発見しました。

本研究はニューヨーク州立大学と共同で行われました。日本側が分子細胞生物学的手法から、アメリ カ側が生物物理・生化学的手法から、細胞力覚の機構解明を 行いました。この成果は、基礎生物学をはじめ、臨床医学・宇宙医学や農学等へ大きなインパクトを与えると期待されます。また、ブロッカーの発見は、心房細 動を抑制する新規治療薬開発等、臨床応用への道を拓きました。

独立行政法人 科学技術振興機構 Japan Science and Technology Agency
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