皆様からいただいたご意見と回答

件名 : サイエンスチャンネルの制作に関するブログ記事について

ご意見 サイエンスチャンネルの制作に関するブログ記事について、質問がいくつか寄せられておりますので、以下のように回答します。 ブログ記事アドレス http://shibalabo.air-nifty.com/tawake/2011/02/post-2fca.html
回答 JSTの職員が指示したとされている内容については、サイエンスチャンネル用に制作している「自然観察の達人」全10話について、JSTの担当者と制作会社の担当者の間で行われた種々の打ち合わせの内容がブログ著者に伝わり解釈され、一部が取り上げられたものです。結果としてJSTの担当者の意図が誤って受けとられることになり、たいへん不本意な内容になっています。JST担当者と制作会社の担当者とのやりとりについては、担当者同士の業務上の打ち合わせですので、その内容をつまびらかにする記録はとられていませんが、以下に、ブログに取り上げられた3点について、JSTが意図したことを手短に申し上げます。
よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
1.「ダンゴムシは、アップになると気持ち悪いから、なるべくアップはさけてくれ。」という点について
ダンゴムシの生態や形態を科学的に紹介する上で、ダンゴムシの群生したところやアップ映像を用いることの必要性は十分認識しています。他方、ムシが苦手で「気持ち悪い」と受けとる視聴者がいることも事実で、その配慮も不可欠と考えます。演出上、ダンゴムシのアップの映像を多用することが想定されたので、科学的な事実が理解可能な範囲にとどめるよう伝えたものです。
2.「フィールドスコープを使う場合のコツで、しっかりとした三脚を使うと解説したら、普通すぎるという理由でカットを要求された。」という点について
台本にもとづいた打ち合わせにおいては「しっかりとした」という部分に力点が置かれていると理解できなかったため、普通であると伝えたものです。今後は、できるかぎり行き違いがおきないよう努めたいと思います。
3.「鳥の糞は汚いから画面には出さないでくれ。」という点について
当初の台本では橋の欄干についた鳥の糞を「手」に取り中の種を取り出す場面がありました。それに対して、本番組は小学生を視聴対象にしているため、鳥インフルエンザの最近の報道を例にとりながら、衛生面への懸念を示したものです。JSTとしては鳥による種子散布方法の重要性は十分理解しており、このため「糞に直接手で触れる」以外の複数の方法(鳥が実を食べる映像、糞の中の実をピンセットなどで取り出す映像等)を提案しました。したがって、糞を画面に出すこと自体を否定したものではありません。