皆様からいただいたご意見と回答

件名 : 技術者 次世代人材育成について

日時 2010年10月25日 10時12分
ご年齢 40代
ご職業 会社員(研究者を除く)
ご意見 2010年11月25日(月)、本日の日経新聞 朝刊、日本の科学技術力 第6部 ノーベル賞の陰で(中)を読みました。貴機構の北沢理事長の「生きのいい若手を引き上げる仕組みが整い・・・」の記事に目が釘付けになりました。一企業内でもこの仕組みをどうするのかが課題です。貴機構はこの仕組みをどのように評価されているのか、関連情報も含めて回答をお願いいたします。
回答 JSTの戦略的創造研究推進事業では、グローバル競争に打ち勝てる、又は豊かな国民生活につなげていけるような課題解決型の革新的技術シーズの創出を目指して、大学や研究所を中心とする日本の研究開発の支援を行っています。
国際的にトップの科学技術を育てるには、その研究に取り組む人を国際的にトップの立場に引き上げることが重要です。このためには、いずれトップの研究者となっていくであろうユニークなアイデアと資質をもつ研究者に対して、芽が出る前の若いうちに、抱いている研究プランを実行に移せる機会を提供することが、将来にわたって科学技術の発展を支える礎になると評価しています。
そこで、JSTでは、ユニークな研究哲学をもつオリジナリティに富んだ人を探すシステムを「目利き」の人たちの助けを借りて作り上げてきました。
この「目利き」は、強いリーダーシップをもって、「人」を選ぶという観点に立って、若手研究者の研究業績だけではなく、その人の信念や哲学といったところまで踏み込んで検討し、伸び代のある優秀な研究者とチャレンジングな課題を積極的に採択してきました。さらに、研究成果の最大化(世界トップレベル)を達成すべく、研究期間中のフォローアップを行ってきました。その結果、山中先生や細野先生の成果に代表される数々の国際的成果につながっています。
(参考)
戦略的創造研究推進事業:http://www.jst.go.jp/kisoken/
チーム型研究(CREST):http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/
個人型研究(さきがけ):http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/
プロジェクト研究(ERATO):http://www.jst.go.jp/erato/index-j.html