生物資源
タイ王国
世界の台所を目指すタイにおける家畜生産と食品安全に関する新技術導入による畜産革命の推進
家畜感染症を制御する新技術で持続可能な家畜生産を目指せ！
研究代表者
-
三澤 尚明
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター 教授
ジンタピタックサクン ルーチャイ
農業協同組合省畜産開発局 動物衛生研究所 所長
相手国
タイ王国
国内研究機関
宮崎大学、東京農工大学、北海道大学、株式会社カイジョー、日本ハム株式会社、兼松株式会社
相手国研究機関
タイ農業協同組合省畜産開発局、チュラロンコン大学、マヒドン大学、チェンマイ大学、キングモンクット工科大学、タイ動物衛生研究所
採択年度
令和元年度（2019年度）
研究期間（採択時）
５年間
研究課題の概要
新しい家畜感染症防疫体制の確立と安全な食肉生産技術を開発
口蹄疫を初めとする重要家畜感染症は、畜産資源の輸出制限や生産性低下を招く要因となっている。本プロジェクトは、世界の食料基地を目指すタイにおいて、宮崎県で発生した口蹄疫防除の経験を活かし、政府機関及び獣医系大学とも連携して、重要家畜感染症のマルチ診断システムの開発と流行予測モデルに基づく防疫体制の構築、さらには食鳥肉からの食中毒菌除去技術の開発を行う。これらの研究や研修プログラムを通じ、グローバル時代に対応できる家畜防疫専門家の育成に取組む。
安定的かつ持続可能な家畜生産及び安全な畜産製品の供給を促進
ASEANの先導的役割を担っているタイにおいて、口蹄疫等の家畜感染症制御技術を確立し社会実装することで、周辺諸国へ技術が波及していく。これによりASEANにおける家畜資源の安定・安全供給技術が確立され、地球規模課題である世界の食料安全保障への貢献が期待される。
研究実施風景
鶏肉の微生物除去技術の開発研究
家畜感染症の診断
ミニッツオブミーティングに関する全体会議
チュラロンコン大学獣医学部内コラボレーションラボ設置に関する覚書調印式
家畜
研究プロジェクトWEBサイト
プレスリリース
実施報告書
評価報告書
中間評価報告書関連URL
研究課題
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