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マレーシア国サラワク州の保護区における熱帯雨林の生物多様性多目的利用のための活用システム開発

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

マレーシア

マレーシア国サラワク州の保護区における熱帯雨林の生物多様性多目的利用のための活用システム開発

サラワク州熱帯雨林に潜む生物多様性の全貌を解明せよ!

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研究代表者

    • 市岡 孝朗

      京都大学大学院 地球環境学堂 教授
    • researchmap
    • ルニ シルベスター プンガ

      サラワク州森林局 上席次官補佐

相手国

マレーシア

国内研究機関

京都大学、徳島大学、島根大学、高知大学、国立環境研究所、東京都立大学

相手国研究機関

サラワク州森林局、サラワク森林公社、生物多様性センター

採択年度

令和元年度(2019年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

熱帯雨林における生物多様性の評価・利用システムの構築
本プロジェクトでは、DNAバーコーディングなどの先端技術を用いて、サラワク州に点在する熱帯雨林の多様な生物の分布域や保護状況を網羅的に調査する。また、その結果を集積したデータアーカイブを構築し、サラワク州における生物多様性研究のための研究基盤を整備する。さらに、教育・社会普及プログラムを策定し、生物多様性の知的資源の価値に対する現地住民の認識を高め、科学的な技能を備えた人材の育成に貢献する。

熱帯雨林における生物多様性の多面的利用・管理を強化
データアーカイブに蓄積された情報を踏まえ、熱帯雨林における生物多様性を多面的に利用・管理するための政策提言を支援する。また、生物多様性に関する最新の知見を整理し、観光産業、バイオ産業、科学・環境教育といった地域社会の様々なニーズに即した情報を発信する。

研究実施風景

イメージ1

森林科学を学ぶ大学生に対する熱帯雨林の生物多様性に関する野外授業(ランビルヒルズ国立公園)

イメージ2

豊かな生物多様性を擁するサラワク州の熱帯雨林の林冠(ランビルヒルズ国立公園)

イメージ3

高さ40mの樹冠での訪花性昆虫採集

イメージ4

林冠生息性昆虫の調査(ランビルヒルズ国立公園)

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書

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