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持続的食糧生産のためのコムギ育種素材開発

生物資源

終了

持続的食糧生産のためのコムギ育種素材開発

復興の象徴となる「希望の種」を播け!

  • SDGs02
  • SDGs17

研究代表者

    • 坂 智広

      横浜市立大学 木原生物学研究所 教授
    • researchmap

相手国

国内研究機関

理化学研究所、鳥取大学

相手国研究機関

採択年度

平成22年度(2010年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

日照り、乾燥、病気に強いコムギ遺伝子を探索し、新品種素材を開発
 長年の内戦の影響でいまだ治安の安定しない相手国にあって、コムギは主食のナンの原料であり、また国民の大多数を占める農民にとっての主要作物である。日本の研究所が保存していた多様性に富む相手国在来のコムギを実際に栽培し、日本の科学技術を駆使した遺伝子レベルでの研究と組み合わせることで、国の実情に合った品種の育種素材開発が可能となり、コムギ研究者の育成とともに持続的な食糧生産の基盤作りに貢献する。

国内から消失してしまった相手国在来のコムギを研究する過程で選抜された有望な遺伝資源は、新品種の開発に活用できるとともに、灌漑(かんがい)などのインフラ整備の恩恵を受けられずにいる大多数の農民のコムギ生産の向上・安定にすぐにでも貢献できる。

研究実施風景

イメージ1

50余年の時を経てついに里帰りを果たした相手国在来のコムギ。播かれたコムギの種が、順調に育っている。

イメージ2

イメージ3
イメージ4

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

PDF平成22年度(286KB)
PDF平成23年度(528KB)
PDF平成24年度(2,600KB)
PDF平成25年度(4,020KB)
PDF平成26年度(3,669KB)
PDF終了報告書(3,715KB)

評価報告書

中間評価報告書
終了時評価報告書
追跡調査報告書

関連URL

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