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生物資源

『カメルーン熱帯雨林とその周辺地域における持続的生業戦略の確立と自然資源管理:地球規模課題と地域住民ニーズとの結合』 6000万人の生活向上と熱帯雨林
保全を同時に叶えよ!

研究代表者名(所属機関) 荒木 茂(京都大学 アフリカ地域研究資料センター 教授)
国内共同研究機関
相手国研究機関 国立農業開発研究所 (IRAD)、ヤウンデ大学、チャン大学、ドゥアラ大学
採択年度 平成22年度(2010年度)
研究期間(採択時) 5年間
相手国 カメルーン共和国
研究課題の概要

地球温暖化を防ぐ「炭素の貯蔵庫」を荒廃から守る
 カメルーンとその周辺に広がる熱帯雨林は、炭素貯蔵庫として、重要な役割を担っている。しかしこの地域では、6000 万人の住民が燃料・食物・薬・建材等の供給を森林に依存しており、その荒廃を防ぐために森林保全と周辺住民の生活改善を試みる。住民参加による非木材森林産物の生態、利用調査をもとに、住民組織による森林資源の持続的利用システムを確立する。

伝統的なキャッサバ生産を強化し、住民の生活能力を向上
 地域住民の生活改善策として、キャッサバ*の生産を強化し、余剰分を食品、酒類・飲料等へ加工し、その販売ルートの確立を目指す。また、非木材森林産物の再評価を行い、森林保全に役立てる。これらの成果を、森林・サバンナにおける土地利用や環境保全モデルの構築に活かす。2012年度までに、非木材森林産物の季節的生産量と収穫量、野生動物の密度分布が明らかになりつつある。また、改良品種の現地試験の結果、キャッサバの収量は2倍になり、茎の配布によって新品種が村の各世帯に行き渡った。 注* キャッサバ:熱帯で広く栽培されている食用作物。タピオカの原料にもなる。

研究実施風景
南部州エボロア地域における聞き取り調査

キャッサバの塊茎は表層の暗色土層で育つ。
この土を守ることが大切。

根腐れ病により腐敗したキャッサバ(左)と健全な個体(右)

グリベでは狩猟採集民、農耕民が混住している。非木材森林産物の調査をおこなうための基地建設の話し合いを村人とおこなっている。

根腐れ病により腐敗したキャッサバ(左)と健全な個体(右)

家から約1.5㎞離れた岩盤でキャッサバを加工する女性。乾季は砂埃が激しく、道路から1~2㎞離れた岩盤や川で加工する女性が多い。

南部州エボロア地域における聞き取り調査

南部州エボロア地域における聞き取り調査

根腐れ病により腐敗したキャッサバ(左)と健全な個体(右)

根腐れ病により腐敗したキャッサバ(左)と健全な個体(右)

研究プロジェクトWEBサイト http://www.fosas.africa.kyoto-u.ac.jp/
プレスリリース
実施報告書 PDF平成22年度(247KB)
PDF平成23年度(348KB)
PDF平成24年度(300KB)
PDF平成25年度(1,519KB)
PDF平成26年度(2,909KB)
PDF終了報告書(4.88MB)
評価報告書 pdf中間評価報告書
関連URL JICAナレッジサイト
ODAが見える。わかる。サイト

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