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スリランカ廃棄物処分場における地域特性を活かした汚染防止と修復技術の構築

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

スリランカ民主社会主義共和国

終了

スリランカ廃棄物処分場における地域特性を活かした汚染防止と修復技術の構築

地球にやさしい廃棄物対策を生み出せ!

  • SDGs06
  • SDGs03
  • SDGs12

研究代表者

    • 田中 規夫

      埼玉大学 レジリエント社会研究センター 教授
    • researchmap

相手国

スリランカ民主社会主義共和国

国内研究機関

埼玉県環境科学国際センター、産業技術総合研究所、早稲田大学

相手国研究機関

ペラデニヤ大学(UOP)、ルフナ大学(UOR)、キャンディ基礎研究所(IFS)、全国廃棄物管理支援センター(NSWMSC)、中央環境庁(CEA)

採択年度

平成22年度(2010年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

その国の実情や特徴に合わせた廃棄物処分場汚染防止策を検討する
 近年、途上国では廃棄物排出量が増加し、深刻な社会・環境問題を引き起こしている。スリランカも廃棄物問題に悩む国の一つであり、廃棄物処分場とその周辺域で健康被害や環境劣化が急速に進行している。本課題では、スリランカ廃棄物処分場における環境汚染防止技術や安全な修復技術の構築に挑んでいる。これらの技術には、地域で入手が容易な土材料やココヤシ等のバイオ材料を活用し、低コスト・低メンテナンスで、持続可能な技術確立を目指す。この技術をもとに処分場の設計・維持管理の指針を作成し、廃棄物問題解決に貢献する。

持続可能な汚染防止技術を確立・活用、小規模事業の立ち上げも
 対象処分場の土壌・地下水汚染の調査、地方自治体の廃棄物管理事業調査を行っている。次のステップとして、これらの調査結果を踏まえて、低コストかつ持続可能な廃棄物処分場の汚染防止・修復技術開発を行い、これらの技術を活用した小規模事業を試験的にスタートさせ、廃棄物処分場を設計する際の指針作りを行う。

研究実施風景

イメージ1

ゴミ山から採取した内部ガスの実験室での測定風景。 内部ガスデータは廃棄物処分場内部の状態(ゴミの分解など)を理解するのに役立てられる。

イメージ2

ゴミ山調査に向かうSATREPSメンバー

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書 追跡調査報告書

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