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サハラを起点とするソーラーブリーダー研究開発

環境・エネルギー(カーボンニュートラル)

アルジェリア民主人民共和国

終了

サハラを起点とするソーラーブリーダー研究開発

太陽と砂漠と超伝導でつなぐ
地球エネルギー新体系の構築に向けて!

  • SDGs07
  • SDGs01
  • SDGs17

研究代表者

    • 鯉沼 秀臣

      東京大学大学院新領域創成科学研究科 客員教授
    • researchmap

相手国

アルジェリア民主人民共和国

国内研究機関

弘前大学、物質・材料研究機構、国立情報学研究所

相手国研究機関

オラン科学技術大学(USTO) 他

採択年度

平成22年度(2010年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

地球でいちばん豊富な原料を使った一大電力プロジェクト
 世界最大のサハラをはじめとする砂漠は、広大な土地、豊富な日照及びシリコンの原料であるシリカを豊富に含む新エネルギーの宝庫である。そこにソーラーブリーダー(シリコン工場+太陽光発電所)を建設し、生産した電力を使って、さらに新たなソーラーブリーダーを建設していく。 そして送電ロスの少ない高温超伝導送電システムを用いて、世界各地へ電力を送ることを目指す。エネルギー問題の究極的解決を掲げ、不毛の砂漠を新エネルギー資源に変えていくことを試みる。

プロジェクト実現に向けて砂の高純度化、シリコン製造
 プロジェクト実現に向け基礎技術を構築中であるが、シリカを効率的にシリコンに変える新技術など、未知の挑戦的研究にアラブの研究者らとともに取り組んでいる。ほかにも砂漠地帯に高温超伝導ケーブルを通すための基礎データの集積や、サハラの砂の成分分析・分離や未利用資源の調査等を進める。

研究実施風景

E-Learningシステム技術のテスト

砂漠の地下水を使った円形農場。地下水の汲み上げには電気が必要。

ソーラーパネルサイト

見渡す限り360度の地平線がすべて太陽電池の原料

E-Learningシステム技術のテスト

E-Learningシステム技術のテスト

ソーラーパネルサイト

ソーラーパネルサイト

ソーラーパネルサイト

サハラ砂漠のオアシスで暮らす人々と

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書 追跡調査報告書

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