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抗C型肝炎ウイルス(HCV)物質の同定及びHCVならびにデングワクチンの開発

感染症

インドネシア共和国

終了

抗C型肝炎ウイルス(HCV)物質の同定及びHCVならびにデングワクチンの開発

C型肝炎・デング熱を克服する薬を
植物や微生物から作れ!

  • SDGs03
  • SDGs17

研究代表者

    • 堀田 博

      神戸大学 大学院医学研究科 教授

相手国

インドネシア共和国

国内研究機関

医薬基盤研究所

相手国研究機関

インドネシア大学(UI)、アイルランガ大学(AU)、インドネシア科学院(LIPI)

採択年度

平成21年度(2009年度)

研究期間(採択時)

4年間

研究課題の概要

猛威を振るう2つの感染症に、科学技術協力で立ち向かう
 C型肝炎ウイルス(HCV)はワクチンが未開発で、慢性感染者は世界で1億7千万人と推定される。またデング熱は、近年熱帯地域外への拡大が危惧されている。これらの感染症の新規治療法・予防法の開発は急務である。HCVに有効な、インドネシア特有及び日本の植物・微生物由来の抗ウイルス薬開発、並びに、遺伝子操作技術を用いたHCVとデングウイルスに対するワクチン開発を進めている。

植物・微生物から作る新しいC型肝炎の薬と遺伝子技術を用いたワクチン
 両国の植物や微生物から、HCVに有効な抗HCV物質を見出した。それらの物質によるHCV増殖阻害の仕組みを詳しく調べている。また、HCVやデングウイルスに対して強い免疫を獲得し、且つ、より安全なHCV DNAワクチン及びデングDNAワクチンを開発した。ビフィズス菌を用いた経口HCV治療ワクチンも開発した。

研究実施風景

イメージ1

インドネシアの秘境で伝承される薬草を採集

イメージ2

イメージ3

インドネシア各地で伝承されるユニークな薬草から、最新技術を駆使して抗ウイルス薬の候補物質を探索し、有用な天然化合物を同定する。

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書 追跡評価報告書

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