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フィリピン国統合的沿岸生態系保全・適応管理プロジェクト

生物資源

フィリピン共和国

終了

フィリピン国統合的沿岸生態系保全・適応管理プロジェクト

多様な生物が棲み人々の暮らしを支える豊かな沿岸生態系を守れ!

  • SDGs14
  • SDGs12
  • SDGs17

研究代表者

    • 灘岡 和夫

      東京工業大学 大学院情報理工学研究科 教授
    • researchmap

相手国

フィリピン共和国

国内研究機関

北海道大学、東京大学、高知大学

相手国研究機関

フィリピン大学ディリマン校・海洋研究所(UPMSI) 他

採択年度

平成21年度(2009年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

包括的環境負荷・生態系応答評価と沿岸生態系保全スキームの提言
 世界でも指折りの豊かさを誇っているフィリピンの沿岸生態系は、無秩序な観光開発や過剰漁業、周辺流域の開発、さらには地球環境変動の影響等が複合的に作用することによって急速に衰退しつつある。それらの環境負荷の実態や生態系応答・回復過程、負荷をもたらす地域コミュニティーの社会経済構造等を把握することを通じて、地域コミュニティーの持続的発展と環境保護を両立させた沿岸生態系の保全・適応管理システムの構築に挑む。

複合環境負荷下での沿岸生態系保全・適応管理スキームを提言する
 様々な環境負荷や沿岸生態系応答の包括的評価に関する合同集中調査を5重点サイトで行うとともに数値シミュレーション解析を実施した。統合的意志決定支援システム開発等を進め、負荷制御や生態系回復に有効な地域コミュニティー管理、海洋保護区のあり方等を提示していく。

研究実施風景

イメージ1

連続的・包括的環境モニタリングシステムの例

海草とそこに住むミヤコイシモチ

ルソン島ボリナオでの生物学的調査の様子

イメージ2
海草とそこに住むミヤコイシモチ

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書

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