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ナノバイオテクノロジーが先導する診断・治療イノベーション
片岡 一則 00-01 MOVIE 動画:00分53秒 00-02 MOVIE 動画:03分52秒 研究者へのホームページ
研究の進捗状況インタビュー
研究者からのメッセージ2010年度 研究内容の紹介2010年度
すい臓がんは、生存率が非常に低く、難治がんとして知られています。私たちは、合成高分子の分子集積技術によって精密に粒径制御したナノカプセルがすい臓がんに効果的に集積し、搭載した抗がん剤の有効性を飛躍的に高めることを明らかにしました。ナノカプセルはすい臓がんの画期的な治療薬をもたらすことが期待されます。

いつでも、どこでも、だれにでもナノバイオテクノロジーによる医療革新

ナノカプセルの材料となる高分子を精密合成することで、高分子が液中で自然と集まってカプセルを形作ったり、カプセルを患部に
だけ集め、薬を放出させたりできます

ナノバイオテクノロジーを活用した
新たな診断・治療システムの創成

1ナノとは1ミリの1,000,000分の1という極微のスケール、原子や分子のスケールです。ナノバイオテクノロジーは、物質をナノスケールで制御するナノテクノロジーと、バイオテクノロジー(生物工学)が融合した新しい領域です。私たちは、ナノスケールで構造をデザインしたナノカプセルを創出し、薬を患部に届けるドラッグデリバリーシステムに活用するなど、ナノバイオテクノロジーの医療応用の研究を行ってきました。これをさらに拡げ、診断から治療までのトータルなシステムの構築をしたいと考えています。
国民の死因の第一位である「がん」をターゲットに、早期診断と精密診断によって病気の前触れや病変部位を的確に検出し、手術治療と薬物治療を病態に応じて適切に組み合わせ、有効性と安全性に優れた治療を施し、治療後は患部の再建を行うといった、診断から治療の各段階で活躍する、様々なナノスケールの生体機能デバイスを創出し、実際の医療に繋げていきます。


"いつでも、どこでも、だれにでも"
安心して質の高い医療を受けられるように

私たちのナノバイオデバイスは、薬の効果を高め、副作用を減らし、患者さんの生活の質(QOL)を向上するとともに、高価な薬の使用量を減らし、大量生産によってコストを下げ、多くの医療機関に普及させることが可能です。いつでも、どこでも、だれにでも、安心して高品質な医療を適正な費用対効果で提供出来る医療システムの革新を目指しています。また、我が国の得意分野であるナノテクノロジーを医療応用した新産業を創出し、国際競争力の強化に貢献したいと考えています。


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