TOP > > 審良 静男
免疫ダイナミズムの総合的理解と免疫制御法の確立
審良 静男 00-0100-f2 動画:00分18秒 00-02MOVIE 動画:03分50秒 研究者へのホームページ

研究の進捗状況インタビュー
研究者からのメッセージ2010年度 研究内容の紹介2010年度
エイズを引き起こすウイルス(H I V - 1)に対する感染防御機構の一端を明らかにしました。自然免疫の担当細胞である好中球から産生される網目状構造体がHIV-1を捕捉し、失活させることを見出しました。この研究では、超高解像度顕微鏡を用いてHIV-1を観察する等、イメージング技術との融合が必要でした。

免疫研究の意義と可能性

自然免疫 獲得免疫

いま、免疫に対する認識が
大きく変わろうとしています。
わたしたちが変えようとしています。

免疫とは細菌やウイルスなどの病原体の攻撃から体を守るしくみです。免疫機構を解明できれば、花粉症などのアレルギーや関節リウマチなどの免疫の異常な反応による病気だけでなく、がんなどの難病の治療も可能になると期待されています。
免疫は、病原体を消化し撃退する「自然免疫」と一度病気になると二度とかからない「獲得免疫」に分けられます。わたしたちは、「自然免疫」を担う白血球が病原体を認識し、その情報を他の細胞へと伝えることによって「獲得免疫」が働くことをはじめて明らかにし、これまでの免疫の常識を覆しました。免疫は多くの細胞・分子が互いに連携をとりながら同時に働くとても複雑な機構です。この機構を理解するために、それら多くの細胞・分子が「いつ」「どこで」「どのように」働いているのかを知りたいのです。わたしたちは最新のイメージング(可視化)技術を用い生体の中の分子や細胞の動きを追跡し、コンピュータ計算によって分子の動き、細胞の繋がりを予測することで、免疫の全体像を明らかにします。


ヒトが自分のカラダを守るしくみを明らかにする仕事
もし、免疫を操れるなら、もっと多くの病気を治療できるはずです。これまでわたしたちは免疫における個々の分子の働きと役割を調べ、多くのことを解明しましたが、それだけでは足りません。多くの分子が同時に働く免疫機構の理解には、新しい技術や考え方が必要です。今、わたしたちは合成化学や情報科学、生体イメージングなどの異分野の研究者たちと一緒に免疫の研究に取り組んでいます。わたしたちの研究成果に対する高い関心も、治療を望む人々の大きな期待によるものと痛感しています。それに応えるのがわたしたちの仕事です。


私たちが目指す免疫研究 研究者からのメッセージ 研究内容の紹介 研究者のホームページ