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スーパー有機ELデバイスとその革新的材料変への挑戦
安達 千波矢 00-01Play 動画:00分16秒 00-02Play 動画:02分49秒 研究者へのホームページ
研究の進捗状況インタビュー
研究者からのメッセージ2010年度 研究内容の紹介2010年度
第3 の発光メカニズム(TADF)に基づく世界初の発光材料(Hyperfluorescence)が開発できました。下図はこれをつかった3 色(スカイブルー、ブルーグリーン、イエロー)ディスプレイです。今後、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光の3 原色と、そして白色、その他の美しい色の発光材料の開発を推進します。
有機ELデバイス 最先端有機光エレクトロニクス研究棟

新しい材料のイノベーションで有機半導体のサイエンスと有機ELの産業化を大きく飛躍させる

現在、大学と企業が連携して有機ELの新しい有機半導体材料の開発、プロセス開発を進めています。これまでの有機ELとは一線を画す発光メカニズムで、コスト、耐久性の面で、産業に大きなインパクトをもたらすことでしょう。

第三世代有機EL素子の創製へ
有機ELとは、電流を流すと発光する有機化合物を利用したしくみのことです。有機ELの研究は、有機半導体光エレクトロニクスの中核であり、新しいデバイスの開発にも生かされています。本プロジェクトでは、これまでの蛍光EL、リン光ELを超える第三のELとして、世界初の新しい高効率発光材料の開発に取り組んできました。
現在最も高効率なりん光ELは、貴金属のイリジウムを使う材料となっていますが、本プロジェクトでは新しい第3の発光メカニズムであるTADF(Thermally Activated Delayed Fluorescence)での高効率なイリジウムフリーの有機発光材料(Hyperfluorescence)を見つけることができました。有機化合物の魅力は、その分子構造の多様性にあり、TADF材料はまさにその自由度を100%活用した新分子の創製です。誰もができないと思っていた発見が2年間のプロジェクトの進捗の中でできました。これから戦略的な知的財産権の取得を進め、日本の大きな財産にすると共に有機光エレクトロニクスを次世代の日本の産業の核に育てていきます。


新しい有機半導体サイエンスの離陸と産業化へ
有機半導体光エレクトロニクスの研究分野は、今、基礎学問から離陸しました。そして、企業と大学が連携することで着実に成長を遂げ、これから大きな産業化への展開が期待されています。そのコア技術が、新しい有機半導体材料の開発です。有機化学と電子工学の融合によって新しい学問分野と産業が創出されました。新材料やデバイスの開発は、これからの産業発展の中核を担い、無限の経済的価値を生み出します。そして、これらの研究過程において予想もしなかった新デバイスやサイエンスが生み出される可能性も考えられ、その付加価値的な利益も期待されています。


有機光エレクトロニクスによるイノベーション 研究者からのメッセージ 研究内容の紹介 研究者のホームページ