進化的プログラミング

最終更新:2013年8月1日

進化的プログラミンググループ

人工細胞モデルの各機能を人為的に進化させます。進化という手法を使うことにより、これまで自然界には存在しなかった高活性な酵素、RNAを作り出します。加えて、現在の人工細胞モデルに新機能(環境応答性、光駆動能等)を導入し、将来の応用を目指します。

  • RNA複製酵素の人為進化(directed evolution)により高活性な酵素を創出する。人工細胞モデルに導入するとともに、RNAからRNAを直接増幅する方法の開発につなげる。
  • 鋳型RNAを進化させ、より複製される能力の高いRNAを創出する。RNAの立体構造と活性の関係を探り、RNAをデザインできるようにする。
  • 人工細胞モデルに環境応答性を付与することにより、自在に制御可能な人工細胞をつくる。さらに人為的に進化させ、より高機能な制御機構を創出する。
  • 光応答蛋白を導入することにより光で動く人工細胞を創る。さらに人為的に進化させ、より高活性な酵素を得て将来のエネルギー問題の解決につなげる。