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OUTLINE

http://www.jst.go.jp/erato/research_area/ongoing/skb_PJ.html

http://www.jst.go.jp/erato/en/research_areas/ongoing/skb_P.html

http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/pdf/2010/2011_01_p14.pdf

ネクローシス(細胞壊死)の仕組みを分子の言葉で解明

JSTのプロジェクトの目的は、ネクローシス(細胞壊死)の仕組みの分子レベルでの解明にあります。脳梗塞の場合、脳の血管が詰まって血流がしばらく止まった後、血液が再び流れはじめて酸素が送り込まれると、酸化ストレスとよばれる状態が引き起こされ、細胞は壊死してしまいます。袖岡主任研究員は、化学の視点で生命現象を解き明かす“ケミカルバイオロジー”の立場からこのテーマに取り組み、ネクローシスだけを抑制する新しい化合物「IM-54」などを開発してきました。プロジェクトでは、そうした“細胞死制御分子”を手掛かりに、新しい分子の開発と分子の作用メカニズム解明に取り組む「細胞死制御グループ」、分子が細胞内のどこを標的としているか同定する方法論を開拓する「生細胞反応グループ」、新しい生細胞イメージング手法を開発する「生細胞解析グループ」の3つが力を合わせて、脳梗塞や心筋梗塞のまったく新しい治療への扉を開くべく、研究を進めています。

NEWS

JST-ERATO袖岡生細胞分子化学プロジェクト最終成果報告会 2014.1.15

JST-ERATO袖岡生細胞分子化学プロジェクト最終成果報告会を来年1月15日(水)に東大(本郷)伊藤ホールにて開催します。
日時: 2014年1月15日(水)13:00 ~ 18:00
会場: 東京大学伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷7-3-1)
参加費: 無料
詳細: こちらをご参照ください。
お申し込みサイト: http://kokucheese.com/event/index/134295/
ポスターはこちら

理研・JST-ERATO共催シンポジウム 2013.7.5

理化学研究所袖岡有機合成化学研究室主催、JST-ERATO袖岡生細胞分子化学プロジェクト共催、日本化学会、日本薬学会および有機合成化学協会協賛の「第8回有機合成化学のフロンティア」が7月5日に理化学研究所 鈴木梅太郎ホール(埼玉県和光市広沢2-1)にて開催されました。今回のシンポジウムでは、有機合成化学に加え、バイオロジーやケミカルバイオロジー分野のテーマを取り混ぜ、計7件の講演が行われ、活発な議論が交わされました。
2013理研・JST-ERATO共催シンポジウムポスター

理研一般公開 2013.4.20

理研一般公開は毎年行われていますが、ERATO袖岡生細胞分子化学プロジェクトは、袖岡有機合成化学研究室「有機化合物を学ぼう~分子の形の不思議~」とともに公開に参加しました。ERATOプロジェクトでは、パネル(細胞死抑制剤/バイオラマン)を展示し、研究員が一般参加者に対し研究内容の説明を行いました。当日午後から雨模様となったため客足は鈍りましたが、会場では参加者が熱心に研究員の説明に聞き入っていました。
会場: 物質科学研究棟6F  時間: 9:30~16:30
入場数:理研全体8046名(ERATO関連来客者数~100名)
理研一般公開