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金井触媒分子生命プロジェクト

プロジェクトホームページ

研究総括 金井 求<br />
(東京大学大学院薬学系研究科 教授)<br />
研究期間 2011年10月〜2017年3月<br />
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 細胞は統合された化学反応の場であり、生命活動は触媒の一種である酵素の活性によって支えられています。極めて単純化した表現を用いると、病態とは酵素活性が適正値より低下あるいは亢進しすぎた状態であると言えます。これまでの多くの医薬は、この酵素活性を調節することで薬理作用を発揮してきました。近年の生物科学の進歩により創薬ターゲットの分子機構が解明されてきている一方で、優れた薬理作用が期待できる分子でも複雑な構造を持つために合成コストが高くなり、医薬品の開発候補から除外されてしまうことがあります。さらに、現在の医薬の中心である低分子医薬だけでなく、抗体や核酸といったバイオ医薬や、幹細胞を利用した再生医療など新しい医薬や治療の概念が提唱されはじめています。<br />
 本プロジェクトでは、「触媒」をキーワードに、複雑な構造を持つ医薬候補物質を短工程、かつ地球環境を汚染せずに合成できる革新的触媒を開発し、これまで合成が困難であった医薬分子の合成を目指します。また、生体内の酵素機能と置き換えられる人工触媒システムを開発し、このシステムを細胞内に導入することで、触媒自体が医薬となるという新しい概念を提唱します。

研究総括 金井 求
(東京大学大学院薬学系研究科 教授)
研究期間 2011年10月〜2017年3月

 細胞は統合された化学反応の場であり、生命活動は触媒の一種である酵素の活性によって支えられています。極めて単純化した表現を用いると、病態とは酵素活性が適正値より低下あるいは亢進しすぎた状態であると言えます。これまでの多くの医薬は、この酵素活性を調節することで薬理作用を発揮してきました。近年の生物科学の進歩により創薬ターゲットの分子機構が解明されてきている一方で、優れた薬理作用が期待できる分子でも複雑な構造を持つために合成コストが高くなり、医薬品の開発候補から除外されてしまうことがあります。さらに、現在の医薬の中心である低分子医薬だけでなく、抗体や核酸といったバイオ医薬や、幹細胞を利用した再生医療など新しい医薬や治療の概念が提唱されはじめています。
 本プロジェクトでは、「触媒」をキーワードに、複雑な構造を持つ医薬候補物質を短工程、かつ地球環境を汚染せずに合成できる革新的触媒を開発し、これまで合成が困難であった医薬分子の合成を目指します。また、生体内の酵素機能と置き換えられる人工触媒システムを開発し、このシステムを細胞内に導入することで、触媒自体が医薬となるという新しい概念を提唱します。

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研究グループ

  • 触媒グループ;  國信 洋一郎 (東京大学)
  • 医薬機能グループ;  相馬 洋平 (東京大学)
  • 触媒医療グループ(化学);  山次 健三 (東京大学)
  • 触媒医療グループ(生物);  川島 茂裕 (東京大学)

プロジェクトヘッドクオーター

〒113-0033 
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学大学院薬学系研究科 総合研究棟4F

研究推進主任:佐々木 大輔
研究推進員:師尾 佐由利

TEL: 03-5841-4830  FAX: 03-5684-5206
E-mail:kanai @mol.f.u-tokyo.ac.jp
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