JST > 戦略的創造研究推進事業 > ERATO
ERATO
Exploratory Research for Advanced Technology 
戦略的創造研究推進事業(総括実施型研究)
創造科学犠実推進事業
TOP お問い合わせ サイトマップ English
HOME ERATOとは 研究プロジェクト 中間・事後評価 募集について
HOME > 研究プロジェクト > 終了プロジェクト > 横山情報分子プロジェクト > 研究成果集 > リン酸化3-ヨードチロシンを受容するGrb2 SH2ドメインの作製
研究成果集

リン酸化3-ヨードチロシンを受容するGrb2 SH2ドメインの作製

研究の目的


非天然アミノ酸の1つである3-ヨードチロシンがリン酸化を受けた際に、そのリン酸化部位に特異的に結合するアダプタータンパク質の作製を検討した。

研究成果の概要


すでに構造の解かれているGrb2のSH2ドメインとリン酸化チロシンを含むペプチドとの複合体の構造をもとに、リン酸化3-ヨードチロシンを結合するGrb2 SH2ドメインの変異体を設計した。チロシンの水酸基の隣に導入されたヨウ素原子を受容するためには、SH2ドメインの96位のセリン残基の側鎖を短くすることが必須と思われた(図11-1)。実際、セリン残基の側鎖(-CH2OH)をアラニン(-CH3)、グリシン(-H)と小さくして行くと、グリシンまで小さくなったところで、リン酸化3-ヨードチロシンを含むペプチドの方をよく結合するようになった(図11-2)。

成果展開可能なシーズ、用途等


1. 非天然アミノ酸を導入した新規細胞内情報伝達経路の構築
2. 非天然アミノ酸を受容するタンパク質作製の指針

特許出願

1. Grb2のSH2ドメイン変異体
特 許 願: 2001−268000(平成13年9月4日)
出 願 人: 科学技術振興事業団
請求の概要: 3-ヨードチロシンのリン酸化体を含むペプチドを結合できるようにしたGrb2 SH2ドメインの作製方法。

報告書他

なし

〔研究者名〕齋藤一樹、金 載勲、橋爪智恵子




図11-1:Grb2 SH2ドメインのリン酸化チロシン結合部位付近の構造






図11-2:BIACOREを用いて測定したGrb2 SH2ドメイン変異体のリン酸化ぺプチドへの結合

戻る

 
独立行政法人
科学技術振興機構 過去のお知らせはこちら ERATO
Exploratory Research for Advanced Technology 
戦略的創造研究推進事業(総括実施型研究)
創造科学技術推進事業 ERATO