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研究成果集

新規な好塩好アルカリ性嫌気性細菌

新属新種の好塩好アルカリ性・嫌気性菌、好塩好アルカリ性アミラーゼ

研究成果の概要

デンプンを資化しアミラーゼを菌体外に産生する能力をもつ、新規な好塩好アルカリ性・嫌気性の細菌を分離。(図1)、(図2)
  1. 新菌株(FERM P-9919)
    新属新種の好塩好アルカリ性・嫌気性菌、ハロアルカリビウム・スポロゲヌム

  2. 新菌株の性質
    • 幅広い塩濃度範囲で生育可能な中度好塩性菌(食塩濃度0.1〜4.3M)
    • 偏性好アルカリ性菌(至適pH:9〜10・pH8未満では生育不能)
    • 通性嫌気性菌(好気的にも嫌気的にも生育可能)
    • 運動性を有する胞子形成桿菌
    • カタラーゼ・オキシダーゼ両活性ならびにチトクローム
    • キノンなどの好気性菌に特有な構成成分を持たない
    • デンプンを資化して生育し、アミラーゼを菌体外に生産する
成果展開可能なシーズ、用途等

嫌気性・好アルカリ性好塩性菌
好塩好アルカリ性アミラーゼ
  1. 澱粉工業における澱粉糖の製造
  2. 石油の微生物回収
  3. 酸素除去システムヘの応用
特許出願
  1. ハロアルカリビウム・スポロゲヌム
    特   願:昭63-53293(昭63.3.7) 特開平1-225479(平1.9.8)
    出 願 人:新技術事業団、芝 弘孝、掘越弘毅
    請求の概要:運動性を有し、通性嫌気性であり、オキシダーゼ、カタラーゼ、チトクローム及びキノンを含有せず、0.1〜4.3Mの食塩濃度において生育可能であるハロアルカリビウム・スポロゲヌム。

報告書他

  1. 芝 弘孝:掘越特殊環境微生物プロジェクト研究概要集 P.295(平成元年9月)
    新技術事業団
  2. 芝 弘孝他:日本農芸化学会昭和63年度大会発表(昭和63年4月)
    「米国西部高塩環境からの嫌気性・好塩性菌の分離と性質」
  3. 芝 弘孝他:日本農芸化学会平成元年度大会発表(平成元年4月)
    「絶対好アルカリ性・嫌気性好塩菌の分類学的研究」
  4. H.Shiba and K.Horikoshi:Isolation and characterization of novel anaerobic, halophilic eubacteria from hypersaline environments of western America and Kenya,in Microbiology of extreme environments and its potential for biotechnology, eds. by M.I.S.da Costa,J.C.Duarte,and R.A.D.Williams,pp.371-374,Elsevier Applied Sciehce, London (June 1989)
  5. H.Shiba et al.:Genus. Haloalcalibium, a new type of facultatively anaerobic, haloalkalophilic eubacteium,in IUMS Congress:Bacteriology & Mycology-Osaka,Japan (September, 1990)
〔研究者名〕芝 弘孝、掘越弘毅

図1:本菌の生育に対するpHの影響

図2:本菌の生育に対する食塩濃度の影響


 
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