JST > 戦略的創造研究推進事業 > ERATO
ERATO
Exploratory Research for Advanced Technology 
戦略的創造研究推進事業(総括実施型研究)
創造科学犠実推進事業
TOP お問い合わせ サイトマップ English
HOME ERATOとは 研究プロジェクト 中間・事後評価 募集について
HOME > 研究プロジェクト > 終了プロジェクト > 堀越特殊環境微生物プロジェクト > 研究成果集 > マンノ糖含有糖質
研究成果集

マンノ糖含有糖質

新規beta−アンナナーゼ・新規beta−マンノシダーゼ、マンノ糖含有糖賓の製造法

研究成果の概要

beta−マンナナーゼおよび/またはbeta−マンノシダーゼ(マンナン分解酵素)を生産する好アルカリ性バチルス属細菌を分離し、これらの酵素の製造法を開発。さらに、これら酵素を利用してマンノ糖含有糖質の製造法を開発。またbeta−マンナナーゼ遺伝子で形質転換した大腸菌をつくった。(写真)、()

  1. 新菌株(FERM P-8856、8857、8858、8859、8860)
    beta−マンナナーゼおよび/またはbeta−マンノシダーゼ生産能を有する好アルカリ性バチルス属細菌

  2. beta−マンナナーゼの性質
    至適pH8〜10、至適作用温度65DEG C近傍

  3. beta−マンノシダーゼの性質
    至適pH6〜7、至適作用温度50DEG C近傍

  4. 酵素の製造法
    好アルカリ性バチルス属細菌をpH7.5〜11.5、30〜50DEG Cで、好気的に培養し、beta−マンナナーゼおよび/またはbeta−マンノシダーゼを製造。

  5. マンノ糖含有糖質の製造法
    新規beta−マンナナーゼおよび/または新規beta−マンノシダーゼをbeta−1,4-D−マンノピラノシド結合を有する糖類基質に作用させるマンノ糖含有糖質の製造法。

  6. 形質転換した大腸菌
    好アルカリ性バチルス属細菌由来のbeta−マンナナーゼ遺伝子DNAをベクターを介して大腸菌へ導入し、形質転換体を得た。また、beta−マンナナーゼ遺伝子DNAのコードするアミノ酸配列および塩基配列を明らかにした。

成果展開可能なシーズ、用途等
  1. マンノ糖含有糖質の製造
  2. 天然未利用資源(マンナン等)の有効利用
特許出願
  1. beta−マンナナーゼおよびその製法
    特   願:昭61-179586(昭61.7.30) 特開昭63-56289(昭63.3.10)
    出 願 人:新技術事業団、秋野利郎、中村信之、,掘越弘毅
    請求の概要:好アルカリ性バチルス属に属する新菌株、およびその菌株を培養して得られる新規beta−マンナナーゼならびにその製法。
  2. beta−マンノシダーゼおよびその製法
    特   願:昭61-179587(昭61.7.30) 特開昭63-36779(昭63.2.17)
    出 願 人:新技術事業団、秋野利郎、中村信之、掘越弘毅
    請求の概要:好アルカリ性バチルス属に属する新菌株、およびその菌株を培養して得られる新規beta−マンノシダーゼならびにその製法。
  3. beta−マンナナーゼおよびbeta−マンノシダーゼ生産を有する好アルカリ性バチルス属新菌株およびその利用法
    特   願:昭61-180651(昭61.7.31) 特開昭63-36775(昭63.2.17)
    出 願 人:新技術事業団、秋野利郎、中村信之、掘越弘毅
    請求の概要:好アルカリ性バチルス属に属する新菌株、およびその菌株を培養して得られる新規beta−マンナナーゼ及びbeta−マンノシダーゼならびにその製法。
  4. マンノ糖含有糖質の製造法
    特   願:昭61-192607(昭61.8.18) 特開昭63-49043(昭63.3.1)
    出 願 人:新技術事業団、秋野利郎、中村信之、掘越弘毅
    請求の概要:新規beta−マンナナーゼおよび/または新規beta−マンノシダーゼをbeta−1,4-D.マンノピラノシド結合を有する糖類基質に作用させるマンノ糖含有糖質の製造法。
  5. betaマンナナーゼ遺伝子DNA、該DNAを含む組み換え体プラスミド及び形質転換体
    特   願:昭63-53774(昭63.3.9) 特開平1-228477(平1.9.12)
    出 願 人:新技術事業団、秋野利郎、掘越弘毅
    請求の概要:好アルカリ性バチルス属細菌由来のbeta-マンナナーゼ遺伝子DNA、これをベクターに連結した組み換え体プラスミド、このプラスミドで形質転換した大腸菌。
  6. 新規なbeta−マンノシダーゼとその製法
    特   願:平1-135468(平1.5.29) 特開平2-242678(平2.9.27)
    出 願 人:新技術事業団、秋野利郎、中村信之、掘越弘毅
    請求の概要:非還元末端から順次beta−マンノシド結合を加水分解し、マンノースを生成する新規beta−マンノシダーゼ。
  7. beta−マンナナーゼおよびその製法
    特   願:平1-219951(平1.8.25)
    出 願 人:新技術事業団、秋野利郎、中村信之、掘越弘毅
    請求の概要:beta−マンナンに特異的に作用し、alpha−マンナンに作用しない基質特異性を有する新規beta−マンナナーゼ。

報告書他

  1. 秋野利郎:掘越特殊環境微生物プロジェクト研究概要集 p.165(平成元年9月)
    新技術事業団
  2. 秋野利郎:日本農芸化学会 昭和62年度大会発表(昭和62年4月)
    「好アルカリ性菌Bacillus sp.AM-001の生産するbeta−マンナナーゼの精製とその性質」
  3. T.Akino:Production of beta-mannosidase and beta-mananase by an alkalophilic Bacillus sp.
    Appl.Microbiol.Biotechnol(1987)26,323-327
  4. T.Akino:Characterization of Three beta-Mananases of an Alkalophilic Bacillus sp.
    Agric.Biol.Chem.,52(3)773-779(1988)
  5. T.Akino: Characterization of beta-Mannosidase of an Alkalophilic Bacillus sp.
    Agric.Biol.Chem.,52(6)1459-1464 (1988)
  6. 秋野利郎:日本澱粉学会昭和62年度大会発表(昭和62年10月)
    「好アルカリ性菌Bacillus sp.AM-001の生産するbeta−マンノシダーゼの精製とその性質」
  7. T.Akino: The cloned beta-mannanase gene from alkalophilic Bacillus sp. AM-OO1
    produces two beta-mannanases in Escherichia coli.
    Arch.Microbiol.,152 10-15(1989)
  8. T.Akino: Two Bacillus beta-Mannanases Having Different COOH Termini Are
    Produced in Escherichia coli Carrying PMAH5.
    Appl. Environ.Microbiol.,55(12) 3178-3183 (1989)

〔研究者名〕秋野利郎、掘越弘毅

写真:新規beta−マンナナーゼ、beta−マンノシダーゼを生産する好アルカリ性バチルス属細菌の電子顕微鏡写真

図:beta−マンナナーゼ(●)、beta−マンノシダーゼ(○)の至適pH


 
独立行政法人
科学技術振興機構 過去のお知らせはこちら ERATO
Exploratory Research for Advanced Technology 
戦略的創造研究推進事業(総括実施型研究)
創造科学技術推進事業 ERATO