Pasted Graphic 3ERATO前中プロジェクト


 少子化や高齢化,生活習慣病など近年の社会環境の変化に伴う問題が多発し,安全や福祉,健康の維持に大きな関心が寄せられています.孤独死や過労死あるいは不注意によって引き起こされる大事故,不健全な生活による疾患等を未然に防ぐためには,個人の体調や行動,その環境などを多角的かつ常時継続的に把握し,必要な措置を速やかに行うことが望まれます.人手を介さずにこれらのことを行うためには,人体に装着したセンサにより状態や環境を計測し,得られた情報を処理すると共にデータを遠隔地の病院や肉親に無線ネットワークを利用して安全・確実に転送できるシステムの構築が有効となります.このようなシステムの構築は,センサの統合化技術や低消費電力回路技術,発電技術や電源管理技術,無線通信技術や生体の状態を把握し処理するための情報処理技術など,広範囲なセンシング融合技術の開発により初めて実現できるものです.

 本研究領域では,血圧や脈拍あるいはその波形に代表される個人の体調とその活動状況や周辺環境の状態を計測する複数のセンサを集積化するとともに小型発電機,無線通信素子を統合化し,人の安全と健康を支援するシステムの構築を目指します.

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〜〜前中プロジェクトパンフレット〜〜

パンフレット(English) Who is Maenaka Project


最近の研究成果(English)Recent achievements_v115




センサエキスポ2011ポスター

無線モジュールポスター

絆創膏システムポスター