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“万有情報網”の構築

モノのインターネット(IoT)と、それを通じて得られるビッグデータが、社会の様々なシーンにおいて革命を起こすと言われています。しかし、IoTを構成するコンピュータは人がインタラクティブに利用することを念頭に設計されており、過酷な自然や環境の中においてひとりでその役目を全うするにはあまりに繊細で非力です。

 

本プロジェクトでは、センサーネットワークやIoT機器がより自律的で能動的な人工物として作用し、自然物と共生して新しい価値を生むための”万有情報網”の構築を目指します。センサーやロボット、ウェアラブル機器などのスマートなIoT機器を低コストで迅速に作ることを可能とするファブリケーション技術の研究開発のほか、IoT機器のサステイナブルな動作の実現のためのエネルギーハーベスティング(環境発電)や無線給電技術の開発に取り組み、エネルギーの循環を考慮した真の自律システムアーキテクチャの確立を目指します。

新たな基盤技術をつくりだす

物質系におけるモノとモノ、あるいはモノと人や自然が、常に変化しながら関わり合う”万有情報網”は、私たちの日常生活から、働き方、産業構造まで、あらゆる場面の意味や価値を変えていく可能性を秘めています。だからこそ私たちは、技術や機能を個別に考えていくだけでなく、ユーザとの接点や未来社会での活用まで考えなくてはなりません。そのため、機械工学や情報通信、LSI技術、デザインなどの異分野の研究者が集い垂直統合的に研究開発を推進することにより、”万有情報網”の実現と共に私たちの生活を豊かにし、新たな産業を生み出す基盤の創成を目指します。

Creating “Universal Information Network”
Toward the creation of Next Generation Technology and Smarter Society

In a future where the “Universal Information Network” will be realized, sensors and actuators are connected both to physical city environment such as people and object, and to natural environment such as soil, plants, water and air. The enormous universal web of computing network is continuously making value to our society. For that future, however, there still remain some issues like durability, production cost, and energy supply. We are researching and developing next generation technology with a team of different background in mechanical engineering, information, and communication, robotics, LSI technology and design. More specifically, we are realizing low cost and fast production of smart IoT devices like sensors, robots, or wearable by researching and developing fabrication technology. Wireless energy harvesting and its technology are also our important field because it liberates IoT devices from power plugs and enables them activate independently and sustainably.