ERATO(Exploratory Research for Advanced Technology)
Hirayama Nuclear Spin Electronics Project
Supported by JST(Japan Science and Technology Agency)
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極低温実験設備



平山プロジェクトは超伝導マグネットを装備したヘリウム冷凍機及び3He希釈冷凍機を使って研究を推進しています。希釈冷凍機にはヘリウムガス再凝縮装置を設置し効率的に設備を稼動しています。これらの冷凍機には電子伝導特性を評価する設備や核磁気共鳴実験を行う種々の測定系が設置されています。


レーザー測定システム


平山プロジェクトでは波長可変チタンサファイアレーザーシステムを使った核スピン操作実験を行っています。測定システム全体が高精度に制御された防振台に設置されており、レーザー光は光学系を通して透明窓を設置した3He冷凍機内に導入される構成になっています。このようなシステムによって、低温環境下での核スピン操作実験が可能になっています。このレーザーシステムは連続発光からピコ秒及びフェムト秒発光まで可能で様々な光照射条件下で実験を行っています。



ナノプローブシステム


平山プロジェクトのナノプローブシステムはアトキューブ社製原子間力顕微鏡と8T超伝導マグネットを装着した希釈冷凍機から構成されています。原子間力顕微鏡は音叉方式を使って強磁場、極低温の環境でも動作するよう設計されています。このナノプローブシステムを使ってヘテロ構造半導体やカーボン系材料及び有機系導電材料の核スピン操作実験を行っています。


ウェハーボンディングシステム


ウェハーボンディングシステムは高精度のウェハ位置合わせ装置と高温加圧下でウェハを圧着するボンディング装置からなっています。このシステムを新しい種々の半導体に適用することで新しい複合デバイスを作り上げることが可能になります。


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