ERATO MMSD プロジェクト

研究総括 蓮尾 一郎
(国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 准教授)
研究期間 2016年10月~2022年3月

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今日の製造業においては、高度な情報処理技術を用いた自動化とソフトウェア支援により、 設計から生産に至る工程の様相を根本的に変える取り組みが進んでいます。 この背景のもと、本プロジェクトでは従来のものづくり技術にソフトウェア科学の成果を導入し、 仕様策定から設計、実装、保守まで工業製品開発のさまざまな側面を支援するソフトウェア・ツールの構築を目指します。

具体的には、「形式手法」というソフトウェア科学における数学を基盤としたシステム設計の技法を取り込むことにより、 製品の品質保証や効率化へのソフトウェア支援を大きく推進します。工業製品の開発に形式手法を適用するには、 物理系の連続ダイナミクスや確率・時間などの連続的要素を包含するように形式手法を拡張することが必要です。 この理論的困難に対する独自のアプローチとして、形式手法の拡張の過程そのものを数学的に解析し、 高次(メタレベル)の理論を構築することで、形式手法の諸技法を一挙に拡張します。 以上の成果を自動車業界など産業界の各分野に展開を図る予定です。 また同時に、ソフトウェア科学や制御理論を包括する新たな理論体系の構築を通じて、数学一般に対する学術的貢献をめざします。

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研究グループ

  • メタ理論的統合グループ
  • ヘテロジニアス形式手法グループ
  • 産業応用グループ
  • インテリジェンス協働形式手法グループ

各グループの詳細は英語版をごらんください.

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