戦略的創造研究推進事業 (ERATO型)における研究総括候補の推薦(他薦)の募集について

募集概要

JSTでは、我が国が直面する重要な課題の達成に向けた基礎研究を推進し、社会・経済の変革をもたらす科学技術イノベーションを生み出す、新たな科学知識に基づく革新的技術のシーズを創出することを目的として、戦略的創造研究推進事業を実施しています。ERATO型では、卓越したリーダー(研究総括)のもと、多様なバックグラウンドを持つ若手研究者が結集し、科学技術の源流をつくり、社会・経済の変革をもたらす科学技術イノベーションの創出に貢献することを目的とし、時限的なプロジェクトの中で独創性に富んだ探索研究を実施します。

今回ERATO型において、今後研究総括となりうる優れた研究者の推薦(他薦)を募集いたします。

ご推薦いただいた被推薦者について、平成28年度以降の選考の研究総括候補者の母集団に加える予定です。

            

 

<推薦方法>(1)専用様式(Wordファイル)をダウンロードして下さい。様式ダウンロード:JST_ERATO他薦公募様式(doc.)

                     :JST_ERATO他薦公募様式(docx.)

 

(2)様式に必要事項をご記入いただきまして、下記のメールアドレスまで送付願います。

募集専用 E-mail:erato-suisen(at)jst.go.jp (at)を@に変えてください。

 

事業の概要

研究の種類

・革新的な科学技術の芽あるいは将来の新しい流れを生み出す研究。

・10~15年後に新たな科学技術分野へと展開し、新産業の創出に貢献。

・既存の研究の延長線上や大規模化ではない、新たな視点からの挑戦。

・研究総括と組織を超えた研究員の参加による、「人」を中心とした時限プロジェクト。

・海外に研究拠点の一部を置くことが可能。

 

研究総括の役割

・研究総括は、プロジェクトの運営を司る総監督であり、研究の構想と計画づくりや構成員の選定など、研究の指揮に係る基本事項の担い手としての役割が求められます。

・挑戦的・探索的な研究を行うために、組織や分野領域を超えて集まった優秀な研究員を結集し、研究を実施していただきます。

・戦略目標の達成に向け、CREST・さきがけ領域と適切に連携していただきます。

 

プロジェクト期間

     5年程度

プロジェクト実施体制

・研究総括の元に数名~十数名の研究者が結集し、必要に応じて2~4のグループを形成。

・各グループに核となる若手研究者を置き、研究総括が全体を統括。

・研究実施場所はリサーチパーク、民間研究機関、大学等に必要に応じて新たに確保。

 

プロジェクト予算

 研究計画をもとに、研究主監等が設定いたします。

(参考) ERATO事業についての詳細は、「プログラムの概要」をご参照ください。

 

推薦要項

推薦者(研究総括候補者を推薦する方)の要件

大学、公的研究機関、民間企業の研究開発部門等に所属し研究開発経験のある方(個人)であれば、どなたでもご推薦いただけます。なお、下記の点にご注意ください。

 

・自薦は不可とします。

・推薦者1人あたり、2名まで推薦できるものとします。※推薦者の情報が選考過程において選考者に開示されることはありません。

 

被推薦者(研究総括候補者)の要件

被推薦者(研究総括候補者)には、以下の要件が求められます。

○ 研究プロジェクトの指揮を委ねるに相応しい優れた研究者であること

・グローバル化により、オープンイノベーションが求められる変化の激しい時代にあって、世界的視野と先見性を有し、変革をリードできる人物であるか

・研究に対する高い独創性、独自の哲学、世界観を有し、かつ、その研究により科学技術イノベーションを創出するための実行力を期待できるか

○ 指導力及び洞察力を備え、若い研究者を触発し得る研究者であること

・異分野の研究者を取り込み、存分に活躍してもらえるようなリーダーシップと幅の広さを持っているか

・情熱をもって若手研究者を育成し、その本領を遺憾なく発揮させているか

 

(参考)

過去および現在研究進行中のERATOプロジェクト紹介

 

推薦に係る留意事項

・推薦書類の受領後の修正は堅くお断りいたします。

・推薦内容に関する秘密は厳守いたします。

・推薦書類は返却いたしません。

・推薦者1名につき、3名以上の被推薦者の推薦があった場合、被推薦者全て無効とします。

 

科学技術振興機構(JST)はダイバーシティを推進しています

 

 世界は今、第4次産業革命ともいうべき大きな変革期を迎えています。その中でJSTはイノベーションの先導役として、日本の科学技術の発展を牽引し、地球環境の変動や人口増加などの地球規模の課題解決に大きく貢献することが期待されています。しかし、私たちを取りまく状況は日々変化しており、それに応じた課題解決のためには、柔軟かつ迅速に対応できる多様性を有した組織と人材が必要です。

 年齢、性別、国籍を問わず、全ての人がお互いの考え方を尊重し、それぞれの能力を生かして社会の各場面において活躍することができれば、新たな技術シーズを発掘し、優秀な研究開発人材を育成し、研究成果を社会の豊かさに円滑につなげるエコシステムが生み出されるはずです。近未来を適切な根拠に基づいて予測し、人類社会に希望をもたらす新しい価値としてのイノベーションを創出できるのではないかと考えています。

JSTではこの考えを更にダイナミックに進化させ、多様な人材が生き生きと活躍できる組織に変革していくことで、より有益な成果を上げていくと共に、多様な人々と協働しながら、この考え方が社会全般に定着していくよう、今後もたゆまぬ努力を重ねていきたいと思います。

皆様のご支援、ご協力をお願い致します。

 

国立研究開発法人科学技術振興機構 理事長
濵口 道成

 

様々な経験と考えを持つ多くの人と協力しながら、
様々な問題に柔軟に対応して新しい未来を切り拓く
これがダイバーシティの推進室の目指すところです。

 

 ダイバーシティという言葉は最近よく使われるようになってきました。10年前、当時私が仕事をしていた会社の職場でダイバーシティという言葉が出てきた際、ほとんどの人はその意味がわからなかったことを考えると、この10年でダイバーシティの必要性が強調されるようになってきたことが伺えます。

 ダイバーシティは日本語で多様性と訳されますが、なぜ最近このダイバーシティが必要とされているのでしょうか。近年、情報通信技術の発達と共に、メールやインターネットだけではなく、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、いわゆるSNSなるものがほとんどの人の生活に入って来るようになりました。パソコンやスマートフォンを持っていれば、情報がほしい時にいつでも手に入れることができます。昔だったら海外の人に手紙を出して返事をもらえるのは早くて1ヶ月、今では思いついたらすぐに返事をもらうこともできます。

いいことばかりかというとそうでもありません。こちらがほしい情報はすぐに入手できる一方、相手が自分に問いかけた疑問にいつまでも答えないでいると、すぐに対応できない人と判断されてそれ以降は無視されてしまうこともあります。これが個人の問題だったらまだしも、組織や国としての対応においても同じことが起こります。大きな組織や国レベルになるほど、ことは重大です。そんな場合、その組織にどれだけ多様な人がいるか、どれだけ多様な配慮や判断などの対応ができるかが重要となってきます。同じ経験をしてきて同じような考えを持つ人たちの組織では、その範囲を超えた問題にはすぐに対応ができません。ところが、色々な経験を積んで様々な考えを持つ人がいれば、多くの問題にも誰かが迅速に答えることができます。多様性は今のような時代だからこそ一層必要性が高まってきたのであり、しばらくはこの傾向がますます強くなることでしょう。

多様性として女性の活躍はとても大切ですが、JSTのダイバーシティはこれに留まることはありません。様々な経験と考えを持つ多くの人と協力しながら、様々な問題に柔軟に対応して新しい未来を切り拓く、これがダイバーシティ推進室の目指すところです。JSTに関係する方、JSTとこれから関係を持つかもしれない方、是非、多くの方々と一緒に考え、新たな価値を創りだしていきたいと考えています。

 

国立研究開発法人科学技術振興機構
副理事 人財部ダイバーシティ推進室長 渡辺美代子

 

注意事項

その他、審査及び採択後の事業運営にあたっての注意事項については、下記PDFを参照ください。

◆注意事項

 

研究総括及び研究領域の採択に至るプロセス

採択のプロセス

本募集によって抽出された被推薦者は、JST独自の調査による候補者等とあわせて、研究総括候補者の母集団とします。この母集団から、パネルオフィサー(PO)の協力を得て数十名程度に候補者を絞り込みます。

※ERATOでは、POを競争的資金のプログラムオフィサーに位置付けています。

※POは、ERATOの研究総括および研究領域の選考において以下の役割を担います。

(1)JST独自の調査に関し、調査の方向性やインタビュー先、調査方法等についてJSTに助言または意見すること。

(2)選考対象とする有力候補を絞り込むこと。

※なお、公平を期すため、POから候補者を母集団に推薦することはできません。

絞り込まれた候補者の方に研究構想のご提案を依頼し、提出いただいた研究構想をもとに選考審査を実施の上、研究総括を選定いたします。

【パネルオフィサー名簿.pdf】

 

審査に当たっての主な基準

研究総括は、ERATO事業の概要に合致した人物であることが求められます。

(上記の「研究総括の役割」をご参照下さい。)

さらに、被推薦者から提案いただいた研究構想につきましては、下記についても審査項目といたします。

・適切な研究実施体制、実施規模であること。

・戦略目標から見て適当なものであること。

 

結果の通知

・今回の募集は候補者の母集団を形成するためのものですので、個々の推薦について結果の通知はいたしかねます。ご了承下さい。

・なお、絞り込みを経て研究構想を提出いただく方につきましては、当機構より直接候補者ご本人にご連絡さしあげます。

・選考経過および選考結果については、選考結果の報道発表にてかえさせていただきます。

 

問い合わせ先

国立研究開発法人科学技術振興機構

研究プロジェクト推進部 ERATO推薦公募担当

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

Tel:03-3512-3528 Fax:03-3222-2068

(募集専用) E-mail:erato-suisen(at)jst.go.jp (at)を@に変えてください。