- プロジェクト概要:
- 当プロジェクトでは、細胞のもつ自己複製や自己増殖、進化といった特性を付与した動的微小反応場(人工細胞)を実験的に創造し、その過程で細胞のもつメカニズムについて生物学と物理化学両方の立場から理解すると共に、これらに立脚して細胞の特性を活用した新たな物質反応場設計モデルを構築することを目指しています。化学、生物学などの分野の研究者を募集します。
<プロジェクト詳細>
■JST-ERATOサイト内 http://www.jst.go.jp/erato/project/ydb_P/ydb_P-j.html
■ プロジェクトHP http://yomo.jst.go.jp/
- 募集内容:
- テーマ1:転写翻訳を介したDNAの自己複製システムの構築、もしくはアミノアシル化tRNAを用い単純化したRNA自己複製システムの開発
これまでに本プロジェクトでは、RNA自己複製システムを全て既知の物質から試験管内で構築し、進化させることに成功しました。今後、2つのプランでこのシステムを発展させていくことを考えています。
プランAでは、このシステムをDNAの自己複製に発展させようと計画しています。 募集ポストでは、このDNAをベースにした自己複製システムを構築し、将来的には自己複製するための全ての遺伝子を自身にコードした人工ゲノムの複製を目指します。
プランBではRNA自己複製システム中の成分を減らし、より自律的な複製システムへと発展させます。具体的には自己複製システムの主要な成分であるtRNAとアミノアシルtRNA合成酵素を除き、予め合成させたアミノアシルtRNAで反応を起こさせることを目指します。この系は将来の非天然アミノ酸取り込みへとつながります。
プランA、Bのいずれかのテーマ、又は応募者に優れたアイデアがあればそのテーマで1名募集します。応募者オリジナルのテーマを希望する場合は、応募書類にその内容を記載して下さい。どのプランを進めるかは、応募者と相談のうえ、決定します。
テーマ2:天然細胞と人工細胞モデルの進化能、反応の確率性の実験的比較
これまでに本プロジェクトでは、遺伝子発現システムをリポソームに封入することで、タンパク発現や自己複製を行ない、その反応の確率性の評価や、その機能に基づく進化を達成することが可能となりました。本テーマでは、大腸菌などの天然細胞と、本プロジェクトで創出した人工細胞モデルの反応の確率性や進化能を実験的に比較することで、生命と非生命の差異を実験的に明らかにすることを目指します。
- 募集職種及び人数:
- 博士研究員 若干名
- 化学/生化学
- 生物学/生物物理学、脂質膜物性
- 応募資格:
- 博士の学位を有する者。(採用日までに取得見込の方を含む)。
- 勤務地:
- (独)科学技術振興機構 四方動的微小反応場プロジェクト
〒565-0871大阪府吹田市山田丘1-5 大阪大学大学院情報科学研究科内
- 待遇:
- 年俸制。年俸は(独)科学技術振興機構の基準により決定。 通勤手当の支給、社会保険の適用あり。
- 着任時期:
- 応相談
- 任期:
- 一年契約。実績に応じて一年ごとに契約更新が可能。最長2015年3月まで。
- 応募締切:
- 随時選考し、適任者が決定次第締め切ります。
- 選考方法:
- 書類選考のうえ、候補者には大阪大学大学院情報科学研究科で面接を行います。
※交通費は自己負担となります。
- 提出書類:
- (1) 履歴書(写真貼付、連絡先のE-mailアドレスを記載のこと)
(2) 研究業績一覧
(3) これまでの研究・職務の概要と今後の抱負(A4版1枚程度)
(4) 応募者の能力を評価しうる者の氏名と連絡先(2名)
- 応募・問い合わせ先:
- 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-5 大阪大学大学院情報科学研究科
四方哲也
TEL&FAX:06-6879-7433
E-mail:yomo-jimu[at]ist.osaka-u.ac.jp
※ 封筒に「博士研究員採用応募書類在中」と朱書きのうえ「簡易書留」で郵送してください。
※メールの際は"[at]"を"@(半角)"にご変更願います。
※ 提出いただいた書類について不採用の場合は返却いたします。
また、応募に際して頂いた情報は、選考目的以外には一切使用いたしません
※ 選考結果は、決定後速やかにご連絡いたします。