[本文]

室長メッセージ

様々な経験と考えを持つ多くの人と協力しながら、様々な問題に柔軟に対応して新しい未来を切り拓く、これがダイバーシティ推進室の目指すところです。

副理事 人財部ダイバーシティ推進室長 渡辺 美代子

 ダイバーシティという言葉は最近よく使われるようになってきました。10年前、当時私が仕事をしていた会社の職場でダイバーシティという言葉が出てきた際、ほとんどの人はその意味がわからなかったことを考えると、この10年でダイバーシティの必要性が強調されるようになってきたことが伺えます。

 ダイバーシティは日本語で多様性と訳されますが、なぜ最近このダイバーシティが必要とされているのでしょうか。近年、情報通信技術の発達と共に、メールやインターネットだけではなく、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、いわゆるSNSなるものがほとんどの人の生活に入って来るようになりました。パソコンやスマートフォンを持っていれば、情報がほしい時にいつでも手に入れることができます。昔だったら海外の人に手紙を出して返事をもらえるのは早くて1ヶ月、今では思いついたらすぐに返事をもらうこともできます。

 いいことばかりかというとそうでもありません。こちらがほしい情報はすぐに入手できる一方、相手が自分に問いかけた疑問にいつまでも答えないでいると、すぐに対応できない人と判断されてそれ以降は無視されてしまうこともあります。これが個人の問題だったらまだしも、組織や国としての対応においても同じことが起こります。大きな組織や国レベルになるほど、ことは重大です。そんな場合、その組織にどれだけ多様な人がいるか、どれだけ多様な配慮や判断などの対応ができるかが重要となってきます。同じ経験をしてきて同じような考えを持つ人たちの組織では、その範囲を超えた問題にはすぐに対応ができません。ところが、色々な経験を積んで様々な考えを持つ人がいれば、多くの問題にも誰かが迅速に答えることができます。多様性は今のような時代だからこそ一層必要性が高まってきたのであり、しばらくはこの傾向がますます強くなることでしょう。

 多様性として女性の活躍はとても大切ですが、JSTのダイバーシティはこれに留まることはありません。様々な経験と考えを持つ多くの人と協力しながら、様々な問題に柔軟に対応して新しい未来を切り拓く、これがダイバーシティ推進室の目指すところです。JSTに関係する方、JSTとこれから関係を持つかもしれない方、是非、多くの方々と一緒に考え、新たな価値を創りだしていきたいと考えています。

副理事 人財部ダイバーシティ推進室長
渡辺 美代子

理事長メッセージ
室長メッセージ )野依先生インタビュー
Official Site ※英語サイトジェンダーサミット10

科学とジェンダーの国際会議
ジェンダーサミット
2017年 5月25日(木)26日(金) 日本開催予定

2015年12月1日
厚生労働省認定次世代育成支援認定マーク くるみん
を取得しました。
くるみんマーク