リコチャレサイト 内閣府男女共同参画局 理工チャレンジ リコチャレ 関連イベント
進路で人生どう変わる?
理系で広がる私の未来 2023
動画公開セミナー
JST主催

主催

内閣府 文部科学省 経済産業省 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)

概要

「理系で広がる私の未来」は、理系選択の先にどんな未来があるのか、女子中高生とその保護者・教員の皆さんに「理系選択の未来」を知っていただく企画です。様々な分野で活躍する理系出身者からメッセージをいただき、多様で豊かな理工系女子の未来を動画公開セミナーとしてご紹介します。

**画像をクリックするとYouTubeに移動します。**

**画像の上にカーソルを移動するとプロフィールやメッセージなどが見られます**

  • 基調講演

    河野 銀子 写真

    河野 銀子
    山形大学 学術研究院
    (地域教育文化学部担当) 教授

    プロフィール

    高校卒業まで徳島県内の海や川に面した地域で育ち、大学・大学院時代を東京で過ごしました。大学院の頃に休学して国会議員の秘書を務め、育児休業法制定のために議員と共に奔走しました。山形大学着任以来、四半世紀以上を山に囲まれて暮らしています。
    専門分野は教育社会学で、とくに女子・女性の進路やキャリアの選択とその背景を分析をしてきました。女性校長や女性研究者等に関する共同研究の成果は本として出版しています。

    理系を目指したきっかけ

    国内外の理系分野の多くの女性学生や研究者から話を聞いてきましたが、目的や意思をもって取組む姿は、どの分野でも同じだと感じます。理系分野に女性がいることが普通となる日を目指し、研究を続けたいと思います。

    メッセージ

    国内外の理系分野の多くの女性は、同じ志をもつ人々のコミュニティに参加したり、自ら立ち上げたりして、自身の成長と環境改善につなげていました。そうした方々との出会いやつながりを大切にしてほしいと思います。

    **クリックするとYouTubeに移動します。**

  • リコちゃん イメージ
  • 講演

    粳間 由幸 写真

    粳間 由幸
    米子工業高等専門学校 総合工学科
    化学・バイオ部門 教授

    プロフィール

    2007年 大阪市立大学大学院理学研究科後期博士課程 修了 博士(理学)
    2007年 国立米子工業高等専門学校 物質工学科 助教
    2013年 国立米子工業高等専門学校 物質工学科 准教授
    2018年 ノースカロライナ州立大学 客員研究員 Prof. Lindsey
    2020年 国立米子工業高等専門学校 総合工学科 化学バイオ部門 准教授
         改組による名称変更
    2023年 国立米子工業高等専門学校 総合工学科 化学バイオ部門 教授

    理系を目指したきっかけ

    中学校の実験が面白くて理系へ興味が生まれました.大学受験を考える際,建物に興味があり,進路の先生に行きたいと伝えると「絵が下手だからやめた方が方がいい」と言われ化学科を選びました.今では分子を自由にデザインできる有機合成化学を専門にしています.

    メッセージ

    理系は女子が少なく,就職できるのか不安という人もいるかと思います.全く心配はありません.理系は社会の流れを変えることができます.こんな便利な世の中にしたい,など好奇心を大切にして進路選択をしてみてください.皆さんの好奇心が日本を豊かにします.

    **クリックするとYouTubeに移動します。**

  • ロールモデル

    澤田 莉沙 写真

    澤田 莉沙
    元 国立研究開発法人 物質・材料研究機構
    国際・広報部門 広報室 NIMS特別専門職

    プロフィール

    愛知県出身のサイエンスコミュニケーター。教育大学で理科教育を学んだ後、「科学を伝えるには、まずは自分がどっぷり科学に浸りたい」と考え、他大学の生物系大学院へ進学。お魚の体表模様について研究を行い、博士課程修了後に水族館の解説員として就職。自分の専門分野を超えた科学にも興味をもち、材料研究を行っている物質・材料研究機構に転職。その後、現職の広報室員として研究成果の広報活動や論文調査を行っている。

    理系を目指したきっかけ

    生き物が好きで、高校生のときに「生物 II」を学びたかったからというのが率直な理由です。一方で、特異な科目は美術や音楽といった実技系でした。

    メッセージ

    自分自身の「当たり前と感じていること」を疑うことが、やりたいことを見つけるためのひとつのきっかけになるかもしれません。理系=研究者になるだけではなく、様々な道があることを知ってもらえたら嬉しいです。

    **クリックするとYouTubeに移動します。**

  • リコちゃん イメージ
  • ロールモデル

    塩田 佳代子 写真

    塩田 佳代子
    ボストン大学 公衆衛生大学院
    アシスタントプロフェッサー(国際保健)

    プロフィール

    国際保健・感染症疫学の研究者。東京大学獣医学専攻を卒業後、公衆衛生学を学ぶために渡米。エモリー大学にて公衆衛生楽修士号を取得したのち、米国疾病管理予防センター(CDC)にて勤務し、感染症サーベイランスやアウトブレイク対応を担当。その後イェール大学にて感染症数理モデルを学び博士号を取得。現在はボストン大学にてアシスタントプロフェッサーとしてワクチン疫学や動物由来の感染症の研究に従事。世界保健機関(WHO)統計コンサルタントも務める。

    理系を目指したきっかけ

    小学生の頃に南アフリカ共和国に住んでいたことがきっかけで、漠然と「将来は動物と人間の健康関わる国際的な仕事がしたい」と思っていました。そこから色々調べたり人に話を聞いて、WHOなどの国際機関で働く獣医師になりたいと思いました。

    メッセージ

    「数学や物理が苦手だから…」という理由で進路を決めるのはもったいないと思います。人生は長いし、勉強はずっと続くもの。中高の頃に自分の得意・苦手を決めつけず、色々やってみてもいいのではと思います。

    **クリックするとYouTubeに移動します。**

  • ロールモデル

    星野 歩子 写真

    星野 歩子
    東京大学 先端科学技術研究センター
    細胞連関医科学分野 教授

    プロフィール

    2006年東京理科大学理学部卒業、2011年東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了(生命科学博士取得)、2010年コーネル大学医学部小児科客員研究員として配属後、Postdoctoral Fellow(2011-2015年)、Research Associate(2015-2016年)、Instructor(2016-2019年)を経て、2019年よりコーネル大学医学部小児科非常勤助教。2019年東京大学IRCN 講師、東京大学卓越研究員、さきがけ研究員(兼任)。2020年ニューヨーク大学タンドン工科大学 バイオインフォマティクス高度専門士(バイオインフォマティクス)の学位取得。2020年東京工業大学生命理工学院准教授。2023年3月より東京大学 先端科学技術研究センター教授。

    私は高校生の時に周期表に出会い、元素単独では感じ取れない「いのち」が、元素のコンビネーションによって分子、細胞、臓器を構成し、その臓器は個々の役割を持ち繋がることで、思考や記憶ができる生物が生まれることに感動しサイエンスを学ぶ事に強く惹かれました。

    メッセージ

    よく考え、5年後にどうありたいか、などイメージしながら、自分自身が納得のいく道を切り拓いていって下さい。何かにチャレンジするときは、自分がそこで何を得られるかだけでなく、何を与えられるかも大切だと思っています。

    **クリックするとYouTubeに移動します。**

  • リコちゃん イメージ
  • ロールモデル

    木戸 智晶 写真

    木戸 智晶
    ソフトバンク株式会社
    テクノロジーユニット デバイス技術本部
    IoTデバイス統括部 技術開発1部 IoTベアラ技術1課

    プロフィール

    大学は法学部で、卒業後は営業・事務職を3年程度経験し、その後IT業界へ移りました。IT業界では10年程度仕事を続けていますが、ずっとモバイル通信の無線部分を担当しています。モバイル通信は3GPPと呼ばれる国際的な規格に則って動いていますので、それをしっかり理解して正常に端末が動く様にする事、異なった動きをしていないかを判断する事が私の仕事です。

    理系を目指したきっかけ

    営業・事務職の時に業務を効率化したくてエクセルのVBAにふれた事がきっかけです。何もわからない状況でしたが、制作の過程を楽しめた事、また成果をあげられた事が大きく影響し、IT業界へ転身しました。

    メッセージ

    動画をご覧いただき、ありがとうございます。私は文系出身でIT業界に進みましたが、やりたいという気持ちがあれば、どのタイミングからでも遅くはないと思っています。これからの参考にしていただければ幸いです。

    **クリックするとYouTubeに移動します。**