日時:2018年10月15日(月) 10:00-13:00
場所:Elsevier本社 オランダ アムステルダム
- 対応者:
- Michiel Kolman – Senior Vice President-Information Industry Relations
And President International Publishers Association
Diversity and Inclusion in the publishing
Nick Fowler – Managing Director – Research Networks and Chief Academic Officer
Maria de Kleijn-Lloyd – Senior Vice President – Analytical Services
Iris Kisjes – Senior Manager External Partnerships
訪問者:渡辺副理事
議論内容:
- Elsevierはオープンサイエンスを推進し、多くの人がオープンアクセスで論文を共有できるようにしている。
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日本の研究者は特に地方の小規模大学でジャーナル購読料が高いことに困っている。新しい研究はこのような所から出る確率が高いので配慮をしてほしい。よい質の研究を推進することがジャーナル企業にも求められている。そうでないと科学者と対立することになるので、対策を考えてほしいとこちらから依頼した。
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オープンサイエンスフォーラムについては、まだESOF(EuroScience Open Forum)への協力を進めるだけで積極的に対応していないが、Elsevierの方針と一致することなので、協力は考えたいというのがElsevierの考え。
Elsevierはダイバーシティ推進を本気で考えている、社会にとって必須、特にダイバーシティとインクルージョンをセットで考えることが必要と考えている。
ジャーナル企業はもともと従業員の女性比率は英国で79%、米国で78%と高い。
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ElsevierはマイノリティをBAME(Black, Asian, and Minority Ethnic)と定義している。